「いい人」をやめると楽になる: 敬友録 (祥伝社黄金文庫 そ 2-4)

著者 :
  • 祥伝社
2.89
  • (10)
  • (28)
  • (47)
  • (30)
  • (16)
本棚登録 : 536
感想 : 52
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396313005

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レビューが賛否両論甚だしい。
    昔の自分の考え方そっくり。
    毒や悪を持つ人間社会の現実の中で、死なずに身を守りながらやっていく方法。

  • ベストセラーなの??
    なんかで書いてあったような…。
    イマイチ。
    頭に入ってきませんでした。

  • 引用だけで一冊の本にするなんて、一体どういう神経をしているのだろうか。

    前後の文脈とつながることで言葉は生きてくるはずである。
    それを切り貼りしたものだけ並べ立てて分類わけして言いたいことを箇条書きの様に…。

    もしかしたらいい事を言っているのかもしれない。しかし、構成により上滑りの安っぽいものになってしまっている。

    なんともざんねん。

  • 題名にひかれて買ってみたけど、筆者とは価値観が少し違うかな。あまり共感できず。
    もちろんこれは筆者が悪いとかでは無いので自分の問題。

  • 著者の作品から人間関係に関するものを抜粋してまとめたもの。まず最初の感想、全然いい人をやめてない。この本に出てくるのはいい話、いい人ばかり。現実的な厳しい話もあるけど少なくとも悪の話はない。「いい人とは」というタイトルの方がよっぽど納得する。一章で「人はみな、あるがままでいい」と言っているが、二章以降は延々それを否定しているような…。結局なにが言いたいのか。そして話が理想論的過ぎる。NGOに参加してグローバルな視点を持っている人がどうしてこんなことを書くのか不思議だが、カトリックの教育を受けていると聞けば妙に納得。言っていることはほとんど正しいしと思う。しかし自分はこうはなれないし、もしこの本に書かれてるような世界があったらそれはどんなにつまらない世界だろう。

  • 何を言いたいのか・・・
    窮屈で全部読む気がしない。

  • 本の引用で硬いフレーズが多く、読みにくかった。

  • 目次が一番面白い

    人はもっと自分勝手に生きてよい

  • これを読んだ結果、僕はいい人でないと判明。ただ過労で倒れた時はいくつか当てはまるものがあった。
    働き過ぎの人は読んだ方がいいかも。

  • いい人をやめると楽になるとは?

    日本では、いい人の反対は、悪い人だと多くの人が思っている。しかし、現実には、いい人でも、悪い人でもない中間の人がほとんどだ。
    (人を善悪だけで判断しない。)
    なぜなら、日本人は、
    黒か白で、物事を片付け、その中間の膨大な灰色のゾーンに人間性を見つけ、心惹かれることが、ないからである。
    いい人をやっていると、疲れる。理由は、いい人は、ちょっとそうでない面を見せるだけで、すぐ批判される。

    人はみな、あるがままでいいのである。

    【引け目というのは、人間的】
    【社会の中にもほどほどの悪がないところは、むしろ巨大な腐敗に結びつく。】ほどほどという形容詞がつく状態ほど、愛や許しを思わせるものはない。
    【人がするからいい、のではない。人がしてもいないし、人がしなくてもするというのが、勇気であり、品位である。】

全52件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1931年東京生まれ。聖心女子大学卒。93年恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2003年文化功労者に。2012年菊池寛賞受賞。著書に『人生の収穫』『「群れない」生き方』『人間の道理』『老いの道楽』等多数。

「2022年 『未完の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

曾野綾子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
天童 荒太
三島由紀夫
湊 かなえ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×