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- Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396325299
作品紹介・あらすじ
「逮捕する?誰がだ」「ゲシュタポがだ」一九三九年、第二次大戦前夜の暗雲たれこめるドイツ。出張中のロンドンの若き敏腕銀行家、トーマス・リーヴェンは、突然無実の罪で逮捕された。「なぜ、私を…」窮地に追い込まれたリーヴェンだったが、ゲシュタポは、釈放するかわりに法外な条件を突きつけた。これが、悪夢とも呼ぶべきスパイ生活の始まりだった…。
感想・レビュー・書評
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開高健さん推薦。
元エリート銀行員がひょんな事からスパイになり、ドイツ、イギリス、フランスを相手に活躍する、まさに大冒険活劇小説。
第二次世界大戦を舞台に、持ち前の美貌、知略を駆使して、様々な困難を乗り越えていく。一見ありがちな内容に思えるが、この小説を特色付けているのが、主人公が料理の天才ってとこ。
窮地に陥ったときに、持ち前の料理の腕で切り抜ける。しかも、詳細なレシピ付き!
こんなユニークな小説読んだことなかった。
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上下巻
トーマス・リーヴェンと言う主人公の活躍の中で、何がいちばん印象に残るかと言うと、食に対する恐ろしいまでのこだわり。
食べ物への薀蓄のせいで、正体がばれたり、なかなかにユーモラスなスパイ小説。
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