海を渡った愛と殺意 (ノン・ポシェット に 1-8)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396327767

作品紹介・あらすじ

東京・多摩川の河原で発見された男の殴殺死体。男は台湾人で来日直後、ある商事会社の営業課長宅を訪ねていたことが判明した。ところがその家の夫婦は行方不明、しかも妻は台湾高砂族の首長の娘だという!すぐさま台湾に飛んだ十津川警部は、意外にも名探偵と名高いミス・キャサリンと遭遇した…。日台を股にかけて推理界の二大名探偵が謎に挑む快作。

感想・レビュー・書評

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  • 2022/08/17 105読了

  • 山村美沙さんのキャラがでてきた~。

  • 短編3話。

    越前殺意の岬(日本列島殺意の旅西村京太郎自選集4)
    EF63形機関車の証言(EF63形機関車の証言)
    海を渡った愛と殺意

    「海を渡った愛と殺意」には、山村美紗の登場人物であるキャサリンと浜口が出て来る。破茶滅茶なキャサリンと浜口の間の愛のある会話までは再現できていないような気がするがどうだろう。

  • 西本?刑事役(渡十津川/キサリンコ)

    他にも短編2作を掲載
    西村京太郎は初だった。句読点の打ち方に最初はとまどったけど、テンポがなれると速いペースで読める。
     ドラマを先に見ていたので、内容が全然違っていて驚いた。
    やはり台湾-日本を舞台にして、この犯罪のままではダメだったのかなあ。
    期待していたほど西本刑事が活躍もせず、残念。
     話は大掛かりだけど、楽しい。
    キャサリンは主人公でないと、人からこういう風に見られるのかあ、というのも面白かった。キャサリンシリーズを読みまくった学生時代が懐かしくなった。

     この本では「越前殺意の岬」のほうが、面白かった。
    最後の皮肉さというか寂しさがなんともいえない。
     

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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