本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396330989
感想・レビュー・書評
-
竜の柩に続く作品。現在の日本に戻ったつもりが大正時代だったことから話は始まる。
もうこの上下巻はメインがタイムスリップファンタジーとなっていて、謎や冒険的な要素は薄まってしまっている。
しかし、やはり引き込まれることは変わりなく、一気読みである。
1919~1920の大正時代の日本やイギリスの様子が楽しくて、宮沢賢治や江戸川乱歩やコナンドイルに会うところなどわくわくした。
死後の世界や魂のありようなどは考えさせられる。
このシリーズがこれで完結なのはさみしすぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初読
ロンドンに到着した一行は幽霊が出ると言われる館に宿泊することになるが、そこで待ち構えていた悪霊の正体が実は・・・。
竜の柩シリーズ、最終編。間違った時代に送り込まれてしまった主人公たちは、自分たちの時代に戻ることを目的として、霊との会話を試みるためにロンドンに到着する。タイムマシンパラドックスにより元の時代とのズレが発生してしまう。はたして、現代に帰ることが出来るのか。
テンポ良く読ませる作品。読後感もなかなか。エンタメとして、楽しませてくれる一作。 -
通常同じ著者の作品を数冊続けて読むと文体に飽きてくるのだが…。
ぐいぐい引き寄せられて一気読み(笑)
いい年をしたおっさんたちがパラレルワールドにはまりこんでしまうとは普通は考えつかない(笑)
全5件中 1 - 5件を表示