奈良いにしえ殺人事件 (祥伝社文庫 こ 18-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334055

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくて他の作品も読んでみたくなった。

    作者が自発的に絶版にしていた作品を大幅に手直しして文庫本にしてくださった故が後書きで書かれているのも読むと、なおのこと。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    奈良春日大社、節分の夜。万燈篭の灯がきらめく境内でOLが失踪した。直後、行方を追う友人のもとに不審な電話が入る。吉野川上流のダムで発見された死体が彼女だというのだ。やがて、OLの超高級マンションが売却され、銀行の貸金庫から国宝級骨董『三十六歌仙絵巻』が紛失していることが判明した…。大和路にうずまく欲望の構図に、宮之原警部が挑む。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    木谷恭介
    1927年、大阪生まれ。「ホームズもポアロも裸足で逃げ出す―」の一節でお馴染みの旅情ミステリー「宮之原警部シリーズ」で絶大な人気を博す。私立甲陽学園卒業後、劇団員、ライター、脚本家などを経て、77年、『俺が拾った吉野太夫』で小説CLUB新人賞を受賞、本格的作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本の感想(オフィス樋口Booksより転載、http://books-officehiguchi.com/archives/4808422.html

    春日大社でOLが失踪した事件がこのミステリーの出発点である。失踪したOLは吉野で発見された。警部が奈良県内を近鉄で移動して事件を解決する過程を楽しむことができる。ただし、この物語は昭和50年代であると思われるため、現在の様子とは異なっている可能性が高い。

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著者プロフィール

1927年、大阪生まれ。私立甲陽学園卒。浅草の劇団「新風俗」、「三木トリロー文芸部」などを経て、ルポライターとして活躍。1977年頃より風俗営業の女性を題材とした小説で一躍注目を浴び、その後『赤い霧の殺人行』で旅情ミステリーの分野に進出。近年は宮之原警部が活躍するシリーズが人気を得ている。2012年に逝去。(2013年7月18日現在)

「2013年 『京都呪い寺殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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