黒い太陽(下) (祥伝社文庫 し 14-3)

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  • 祥伝社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334482

感想・レビュー・書評

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  • キャバクラ経営者の話。主人公が対抗心を持つ風俗王との対決がメインだが、〆はお粗末。

  • 立花が夜の世界でのし上がってゆく様は、見ていてゾクゾクする。と同時に、そのために平気で人を駒として使う彼に違和感と危うさをも感じ始める。
    途中で中断してしまったので読み終えたらまた追記したい。

  • 爽快感はないけど、読みやすい。
    あっという間に読み終わった。
    終り方は、途中から分かっていたから、そんなに失望もなく・・・
    むしろ予想通りというか・・・。
    久々に、だだだっ!と読み終わった本。
    キャバクラってこーゆー感じなのか、というのが感想。
    「忘れ雪」みたいなビックリ感はなかった。

  • こういう結末かー。
    途中が面白いと、どんなラストでも満足がいかないような気がする。
    面白いには違いないんだけど。

  • 歌舞伎町の夜の世界のお話

    のし上がり 蹴落とされ
    やり返して やり返され
    キャバクラの黒服からオーナーとなった立花は、夜の王 藤堂から玉座を奪えるのか?
    夜の太陽になれるのか?!

    うむ(*-ω-)立身出世もの?w

  • 読んでもなにも得る物がなかった。
    強いて言えば、
    つまらん本を買ってしまった、
    という徒労感だけか。

  • 風俗業界に激震!
    「ここまで書かれると商売がやりにくい!」
    新宿歌舞伎町のキャバクラ店長も絶句したリアリティ

    カネと女、欲望と野心、虚と実が絡み合った夜のサンクチュアリ
    キャバクラ、そこはたった一人の勝者しか存在しない場所――
    三兆円産業の頂点に君臨する風俗王を目指した男の見たものとは!?
    新田たつお氏(『静かなるドン』作者・漫画家)驚嘆!

    うすうす、こういう世界かと思っていたがここまでリアルな現実に打ちのめされた。もうキャバクラには行けない……。
    『静かなるドン』作者・漫画家 新田たつお

    もっとも知りたかった業界の裏側。新堂作品の中でも最高に読み応えある一冊。私はコミック化を即決した。
    『週刊漫画サンデー』編集部 篠田 剛

    池袋のキャバクラ「ミントキャンディ」に勤める新人黒服の立花篤(たちばなあつし)。
    彼は父の入院費用を稼(かせ)ぐため、嫌悪(けんお)する水商売に身を投じていた。
    店での救いはナンバー1キャスト千鶴(ちづる)の存在。
    立花が密(ひそ)かに想いを寄せる千鶴もまた、家庭の事情で夜の住人となっていた。
    勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂(とうどう)観光社長・藤堂猛(たけし)からその才を見込まれ、
    幹部研修の系列店で辣腕(らつわん)ホール長の長瀬と出会う。
    若きカリスマ・ホール長の天才的な手腕に刺激を受けた立花は、その世界の魅力に取り憑(つ)かれていく。
    やがて、最年少ホール長に抜擢(ばってき)、自ら店を仕切り始めるが、同僚からの執拗(しつよう)な嫌がらせに遭う。
    夜の世界に染まっていく立花から千鶴までもが離れ、失意のうちに退店。
    頂点を目指し、風俗王の椅子(いす)を藤堂から奪うべく渋谷(しぶや)にキャバクラを立ち上げるが……。
    ヤミ金融、新興宗教、復讐代行屋――裏社会の実態をあますところなく描破してきたエンタメ界の鬼才・新堂冬樹が風俗産業の闇に挑んだ傑作サスペンス!
    http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3095614/s/
    2008/10/22

  • 2/25-2/26
    終盤のストーリー展開が手抜き!
    作者は単なるキャバクラ好きなだけ、、?

  • 「黒新堂」読み出しから経験者でなければわからないような話が展開する。読んでいる方は新鮮だ。優しい主人公の成り上がりを描くこの物語はテレビ朝日でドラマ化されるが、確かにテレビ向けの設定でも有るので納得出来るし見たい。この作品は第1部らしくこの後にも物語が続き、今後の展開もあるらしいが、それも楽しみだ。主人公の立花の決断が全て納得出来る訳ではないが、ぼくは彼が好きだ。だから続きがあるのが嬉しい。きっと読めばそう思うはず。
    新堂冬樹、最初の一冊。

  • ドラマのほうが面白かったかも

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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