紅燈川 (深川鞘番所) (祥伝社文庫 よ 4-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334727

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  •  吉田雄亮「紅燈川」、深川鞘番所シリーズ№3、2008.12発行。深川鞘番所支配、大滝錬蔵と無法地帯深川をまとめる河水の藤右衛門が悪を成敗する物語。

  • 錬蔵が思い悩む巻となります。
    相手が集団で、なおかつ狡猾、
    そして剣の腕が確かなやくざ者だからです。

    他の一家を皆殺しにし、
    深川を恐怖の渦に巻き込んでいこうとする
    行徳一家。
    どうやらこの連中は金に悩む女性までも
    食い物にしていたようで…

    今回は最初の被害者の友人だった
    お紋が陰の主役。
    殺された女はお金が欲しいゆえに
    奔走したがために嫌われ者で
    評判は芳しくありませんでした。

    だけれども、それは親のために
    莫大な薬代を払うためのこと。
    だけれども、その途上で
    殺されてしまいました。

    遠回りしつつも錬蔵たちはついぞ
    行徳一家を追い詰めます。
    思わぬ手段で一網打尽にするのです…

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著者プロフィール

1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー。著書に「投込寺闇供養」「深川鞘番所」「朱引き黒引き双つ江戸」「千住宿情け橋」「留守居役日々暦」「渡り辻番人情帖」「新・深川鞘番所」「俠盗組鬼退治」「草同心江戸鏡」シリーズなどがある。

「2022年 『北町奉行所前腰掛け茶屋 迷い恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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