- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396337506
作品紹介・あらすじ
冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。
数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた…。
果たして「訪問者」とは誰か?
そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った――。
嵐に閉ざされた山荘を舞台に、至高のストーリー・テラーが贈る傑作ミステリー!
感想・レビュー・書評
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話が進むたび訪れる人、呼び寄せる謎、これ以上ないほど引き込まれる。
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如何にもな舞台設定と不気味な仄めかしの数々、ただし真相は肩透かし気味。この結末はありかなしかで言えばありだけれど、やっぱりここは真正面から迎え撃つような解決が欲しかった気がしますね。
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スラスラ読めました!ミステリー好きの人には結末は少し物足りない感がありましが、私的には面白かったので星三つです!
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大変作為的
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読みやすいミステリーで、盛り上がりや驚きはあんまり無いのですが、良い意味で心乱されない感じで、ラクに読めました。本格とはまた違って、まさかこの登場人物が探偵役になるのかと、これくらいのも程よいミステリーでいいですね。
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雨に煙る湖畔の別荘に訪れる訪問者、4人の死者と相続をめぐる謎解き。舞台は別荘だけで主に会話で進行する物語で、登場人物の個性も引き立たず、引き込まれるような展開もない。
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閉ざされた洋館に謎の訪問者、事故死した映画監督の遺書・・・恐ろしい事件が次々に起こりそうな幕開けだけど、それほど複雑な内容ではなかった。
ちょっと期待はずれかな?読みやすくて面白かったですが。
軽く読めるミステリーでした。 -
記録
全員がもはや怪しい。
千次みたいな大人が近くにいたら
面白そうだなぁ。
子供の話をちゃんと聞いてくれる大人って
なかなかいない気がする。
いくら寡黙でも生きてるうちに
言いたいことは
伝えておかなきゃ永遠に謎のままだなって思った。 -
山奥の屋敷である人物の死の真相を解き明かそうとする者たち。そこに新たな訪問者が現れ…
形式としてはクローズド・サークルものでミステリの典型ではある。
オチでアッと驚く大逆転があるわけではないが、終始ドキドキし、怪しい伏線に翻弄される。
読書体験として素直に面白い。