完全殺人 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 155
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341084

感想・レビュー・書評

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  • 全8話からなる短編小説。

    いろいろな『動機』をテーマにした話はシンプルに面白いの一言だった。

    短編集ならではのストーリーの軽快さがくどくなく、とてもスッキリする

    ただ、時代背景なのか句読点の使い方に違和感を感じてその点は読みづらさを覚えた。

  • 短編だけあって読みやすいです。タイトルにもなっている完全殺人よりも、アリバイ引き受けの方が個人的には面白かったです。ただ、完全殺人の各々が大事だとしているもの、犯行の全貌はユニークで興味深いものでした。
    ミステリーでありながらも、独特な余韻を残す終わり方が多く、楽しませて頂きました。焦点距離の最後の文章の着地が良いなと感じました。

  • 8件の殺人事件の短編集

    「殺しのゲーム」
    騙されたなぁ
    いちばん好きだな

    「完全殺人」
    たしかに運が良かったようにも思えるな、でもさかうらみ

    読点が多すぎてちょっと読みにくかったな

  • なぜか読了までに時間を要しました。
    8つの短編集です。

  • 2024年1月読了
    短編集だと知らずに手に取った。どれも短いながらもトリックがあり、面白かった。

  • 殺しのゲーム、完全殺人は成されたんじゃないかな⁇
    私は狙われている、まもなく黒猫も逮捕されるだろうなと思う。

  • 「完全殺人」「アリバイ引受けます」星新一のSSを読んでるような、小気味良いテンポと思いがけないラストがある。

  • 昭和の推理小説の雰囲気が懐かしい。
    こういうの、きらいじゃない。

  • 短編推理小説。
    どれも奇妙な設定がまず提示され、登場人物が翻弄されつつ、やがて意外な結末が、という感じです。
    つかみはOKなので、すぐ物語に引き込まれ、読みやすいこともあって、あっという間に読了でした。

    ただしオチの部分がやや大雑把な部分もあり、また、作品が書かれた時代的な古さも感じられたため、評価としては星二つになりました。

  • 短編集なので、1話1話がすっきりとまとまっていて読みやすかった。
    ただ、読点が多用されていて、一度気になり始めるとかなり読みにくさを感じた。
    表題作が王道のミステリ感があって面白かったけれど、結末は読めてしまった。

    奇妙なラブ・レター
    幻の魚
    完全殺人
    殺しのゲーム
    アリバイ引受けます
    私は狙われている
    死者の告発
    焦点距離

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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