秋しぐれ 風の市兵衛 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341596

感想・レビュー・書評

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  • 元関脇鬼一と水茶屋の娘
    無頼の借金持ち侍と貸元の札差
    風の市兵衛シリーズにしてはイマイチなエンディング

  • 今回は、派手な立ち回りはなかったけど、相撲の取り組みの場面は、手に汗握る臨場感があって凄かった。全てハッピーエンドではなかったけど、何となく、最後はホッとした。

  • 前半はようやく算盤侍の出番かと思ってワクワクしていたら、結局は最初だけだった。
    でも、鬼一の引退相撲から埋葬までは感動的だったし、久しぶりに血生臭くない作品だったので良しとするか。

  • 病院の待合室でたまたま手に取りなんの気なしに読んだれば、「あ、これNHKでやってたやつだ!原作これかっ!」と。以来ここ2、3ヶ月風の市兵衛シリーズにハマっており順次シリーズ攻略中w 20余巻あるそうだが全然飽きない。 
    「秋しぐれ」は親の心が切ない話。 

  • 仲介ばっかりになりそうだ

  • 第十六弾
    旗本やくざと元力士、因縁後対決の背後には娘との確執、そして力士時代の若手のライバルとの再対決と豊富

  • 2015年10月祥伝社文庫刊。書下ろし。シリーズ16 作目。請け負った、旗本の借金処理や、元関取と生き別れた娘との仲を取り持ったりする市兵衛。任侠、義理人情世界のストーリー展開が面白い。市兵衛の興福寺での修行の一端が伺える、相撲勝負の描写が興味深い。

  • 不運な力士が、最後に花を咲かせるようなお話でしたね。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    廃業した元関脇がひっそりと江戸に戻ってきた。かつて土俵の鬼と呼ばれ、大関昇進を目前にした人気者だったが、やくざとの喧嘩のとばっちりで江戸払いとされたのだ。十五年後、離ればなれとなっていた妻や娘に会いに来たのだった。一方、“算盤侍”唐木市兵衛は、御徒組旗本のお勝手たてなおしを依頼された。主は借金に対して、自分の都合ばかりをくましたてるが…。

    平成29年6月24日~27日

  • 今回は市兵衛の活躍がイマイチだったかな。でもやはりかっこいい。市兵衛が相撲を取るなんて思わなかったから面白かった。

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著者プロフィール

(つじどう・かい)
1948年高知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。出版社勤務を経て作家デビュー。「風の市兵衛」シリーズは累計200万部を超え、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞、ドラマ化でも好評を博した。著書には他に「夜叉萬同心」シリーズ、「日暮し同心始末帖」シリーズ、単行本『黙(しじま) 』など多数。本書は講談社文庫初登場作品『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』に続くシリーズ第二作となる。

「2022年 『山桜花 大岡裁き再吟味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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