はないちもんめ 夏の黒猫 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 31
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396345396

感想・レビュー・書評

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  • 最後には、上手く事件が解決し、上手くまとまるのだろうと分かってはいたが、本当にその通りで、スッキリした読み心地だった。
    今回は、今までとは違い、最後に自分自身も身がシャキッとするし、あたたかい気持ちにもなった。
    このシリーズを読み進めていけば行くほど深みというか、この世界に浸って行くようで読んでいて楽しい。

  • 今回は佐渡金山からの金を強奪された事件と、花火大会の夜に、船ごと攫われた六人の謎。

    なかなか調べがつかないが、ひょっこりと無事に帰ってくる。謎を探ると南蛮渡来の食品が関係しているとのこと。

    最後はほろりと。

  • 相変わらずの人々。今回はどちらかというと事件に比重が置かれてて、皆のドタバタが少なくて寂しい。

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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