結びの甘芋 読売屋お吉甘味帖 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
4.00
  • (3)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396346843

作品紹介・あらすじ

☆前を向いて生きよう☆ 子が育った武家の妻女、商いを娘に引き継いだ老女将……重荷を下ろした後も、誰かのために働く女性がいる。

「行き遅れの年増だ」滝沢馬琴の言葉が、読売書き・お吉の心に突き刺さる。両親亡き後女手ひとつで弟妹を育て上げたことは誇りだったが、人並みの幸せを求める自分もいた。そんな折、老人が集まりぴんぴんころりを祈る寺の存在を知る。取材を重ねるうちに、寺に通っていた踊りの師匠が突然命を落とす。心の臓が弱っていたという診立てに不審を抱き、事情を探ると……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「いるんですよ、暇とお金はあるけど、中身がからっぽという人が」

  • 甘いものだけじゃなく他の記事も書くようになったり、すみに先輩として接していたりと、お吉が成長してだいぶしっかりしたなぁという印象。真二郎との仲も進んで嬉しくなりました。

  •  五十嵐佳子 著「結びの甘芋」、読売屋お吉甘味帖シリーズ№4、2020.11発行。お吉は風香堂(読売)の見習いから書き手に。そして、大好きな与力の次男であり絵師の真二郎と相思相愛の仲に。どうやらハッピーエンドのような気がします。もしかしたら続くのかもしれませんがw。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1956年、山形県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。女性誌を中心にライターとして広く活躍。著書に「結実の産婆みならい帖」「読売屋お吉甘味帖」「女房は式神遣い! あらやま神社妖異録」シリーズ、『妻恋稲荷 煮売屋ごよみ』などがある。

「2023年 『桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐佳子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×