つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙(祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396347819

作品紹介・あらすじ

心あたたまる江戸人情料理帖、開幕
母一人、子一人。かじかむ心をほっこり包む、美人女将のおもてなし!

「この子を預かっていただきたいのです」冬の夜、日本橋本船町の料理屋〈梅乃〉に女が現われて告げた。連れていたのは僅か二歳の男の子。三年後、齢二十六の女将冬花は、引き取った子の鮎太を自らの手で育て、平穏に暮らしていた。ところが、冬花が出前を届けたその日に弁当を食べた役者が舞台上で血を吐いて倒れたことから、毒を盛った疑いが〈梅乃〉にかけられ……。

感想・レビュー・書評

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  • よみやすかった。

  • おしとやかな冬花と良い子の鮎太、穏やかな二人の関係が良かったです。可愛らしい。引き取った子ではあるけど、愛情が伝わってきます。

  • 梅乃という料理屋を営んでいるのは、前の女将に助けられ育てられた冬花。そして、運命的にある時男の子を託される。
    事件が起こり、巡り巡って冬花の出自が明らかに。

  • 人というものは、今が全てだと思うのだ。

  • 相撲取りになれ!?

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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