おぼろ菓子 深川夫婦捕物帖(祥伝社文庫あ36-15) (祥伝社文庫 あ 36-15)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396350086

作品紹介・あらすじ

料理の謎なら私にまかせて花魁殺しを疑われた友を助けるべく、料理屋女将と岡っ引きの夫婦が奔走する!彩り豊かな食と切れ味抜群の推理を楽しめる、絶品捕物帖!深川蛤町で飯屋〈川野〉を営むお純と一帯を駆け回る岡っ引きの弥助。 この夫婦、誰もが羨むほど仲が良い。美味い夕餉を摂りながら、睦まじく日々の事を語り合う。この日は弥助の縄張で起きた凄惨な花魁殺しの話だ。現場に遺された血文字「月千」と菓子と思しき薄茶色の塊。奉行所の誰もが真意を掴めぬ中、お純は食の知識と味覚からある仮説を唱え、事件は思わぬ展開に!

感想・レビュー・書評

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  • 人物の個性に説得力がない
    薔薇の扱いも微妙

  • 王道な感じの江戸物。夫婦仲は特にラブラブってわけでもないし、どちらかというと事件を追ってる描写が多いです。気軽に読める内容なんだけど、もう少し個性が出るともっと良かったかなと思います。

  • 202311/特出はないけど安定して楽しめる一作ではある。

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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