失われたミカドの秘紋 エルサレムからヤマトへ 「漢字」がすべてを語りだす!
- 祥伝社 (2010年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396613709
作品紹介・あらすじ
「天皇の真実を公表する」と言い残して絶命した友人。歴史作家・望月真司は彼の消息を辿って中国・西安に飛んだ。そこで目にした古い教会とモスク。なぜチャイナにキリスト教とイスラム教が?文明は西から来て、東へ広まった。誰が何をもたらしたのか。「漢字は旧約聖書から造られた」という驚くべき啓示。符合するユダヤとチャイナ、そして古代の日本-。好物の豆大福の糖分が、望月の思考を急速回転させた。
感想・レビュー・書評
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この類の話が好きでYouTubeとかでもみているが、けっきょく真実なんてわからないなかで大事なのは説得力とワクワク感 本作はちょっと弱かったかもしれない
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白い王で皇。日本人の様々な文化を抵抗なく受け入れる意味がわかったような。
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読了まで時間がかかり過ぎたけど、内容は面白かった。日本人のルーツはやはり彼の国や半島ではないのかな?と自己満足できた。
著者の描くミステリーは、私的には壮大なロマンを秘めており、好きです。 -
松阪BF
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面白いです、日本人は何処から来たのだろうと、エスキモーと近いとかチベットら辺の人と近いとか、いろいろない交ぜで本当のところはよく判らないし・・天武天皇が天智を滅ぼしたことで大江京が霧散したとか? 名譲りがあるので、名前で判断はしにくいし、テリュクとケルトは近くないですか?どちらも黒いタトウがある。漢字ですがカド族が回と関係あるとして、字を曼荼羅みたく、四角の形に表していったのでは、無いでしょうか?
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仏教とキリスト教の不思議な共通点と、さらにキリスト教と漢字の関連性は面白く一気読みできました。
中国の歴史については、王が変わるたびに民族の連鎖が切れ、また共産主義により4000年の歴史や文化が徹底的に破壊されていることからすれば、それを唯一拠り所とする日本の古代は永遠に解明されないと感じました。
日本の、日本人の懐の深さ理由を何と無く理解することができました。
ぼくは、中国はあくまで過去の歴史を持ち出し天皇制廃止論に立つと漠然と思っていましたが、実はそれは思い込みで、中国や韓国は天皇制を推す立場である点の記述にリアリティを感じました。 -
初この手の本。なに、歴史小説ってものかしら。
よくわからないけど。でも面白かった。
どこまで本当かわからないにしても、そういう捉え方も
あるのねと素直に思えた。 -
歴史小説家・望月真司シリーズ。
日ユ同祖説に関しては、他の本でも読んだことがあるので、さほど目新しい感はなかったけれど、中国王朝の変遷や、キリスト教と儒教、果ては浄土教との関係性など、興味深く読めるところが多々あった。いつもながらに小説部分が面白くないのが残念なところ。やっぱり小説として書かないと、こういう本は出せないのかなぁ、、、。 -
トンデモ本に近いが、こじつけだとしても歴史好きは一読の価値あり。あくまでフィクションと思えば、そういう展開もありかなと充分楽しめる。
惜しむらくは、文章が未熟な点。無理矢理フィクションにしたのがあからさまで、ついつい突っ込みたくなる。 -
・キリスト教→大月氏→西安→京都→秦氏→木島神社→三井→三囲神社
・「清真寺」中国にあるイスラム教のお寺
・「天主堂」西安にある教会(清時代)
・唐ーテングー天
・堯ー土+人 ヘブライ語でadamは土を意味し、かつ人間を意味している。
・女ーくは人の漢字の崩しで、ノはあばら骨のこと。(創世記)
・禁→髪は林を示して警告している。(エデンの園)
・裸→果実が創世記で登場する。
・船→ノアのはこぶねー乗船したのは8人。
・共ー八人がともに生き延びたという意味
・洪ー八人は洪水と闘った
・神ー初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。ヨハネの福音書
・空海が聖書の教えを持ち帰った
・皇ー白い王
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