ひらめく! 作れる! 俳句ドリル (単行本)

  • 祥伝社
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本棚登録 : 43
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396617592

作品紹介・あらすじ

「NHK俳句」選者で活躍の岸本尚毅先生と
「プレバト!!」でおなじみの夏井いつき先生による俳句入門書

キシモト博士がつくったドリルをふたりの掛け合い問答で楽しく解説
作るために役立つ「型」と「発想法」がぐんぐん身につく

「俳句のタネが見つからない」
「17音になりません」…
この30問で俳句が変わる!

感想・レビュー・書評

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  • 俳句をちょっとかじり始めた
    誰もが通る道とは分かっていて、やはり私も同じ悩みにぶつかっている

    「発想がありきたり」 
    これについては、ありきたりでいいから、どんどん作り捨てていくと
    そうすることによって次第に研ぎ澄まされていくとのこと多作多捨

    岸本先生と夏井先生が、ドリル形式で俳句を飛躍的におもしろく変える方法を伝授してくださっている
    とは言っても、素人の私にはと思うが・・・

    見たことそのままを表すのが俳句と思っていたし、基本的にはそうであろうが、読んでいると自由に発想をとばして
    おもしろい言葉を取り合わせに変えたりしている

    へえ、そんなのあり? ありなんだ!

    夏井先生の感動したことを俳句にして伝えようとしなくていい。感動は自分一人でしてたらいい。変に感動を伝えようとしたら失敗するという言葉にも、気が楽になった

    俳句のネタ探しをする時に、何か感動したこと、心が動いたこと・・・と探すがそうそう度々感動があるわけでもなし、そうすると俳句は作れないのかと思ってしまっていたが、見たことをそのまま俳句にすればいいと
    ちょっと気が楽になったかな

    岸本先生の俳句に関する知識の豊富さ、深さに舌を巻いてしまった。同じ題の古今の俳句が出てくる出てくる・・・
    例題として出てくる俳句が楽しい
    また、高浜虚子の吟行や推敲の仕方なども披露してあって、俳人高浜虚子にも深く興味を持った

    次々と興味は果てしなく、止まるところを知らない
    そんな自分に呆れるやら、我ながらと感心するやら

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著者プロフィール

1961年、岡山県生まれ。波多野爽波などに師事。
「天為」「秀」同人。著書に句集六冊のほか、『岸本尚毅作品集成Ⅰ』『「型」で学ぶはじめての俳句ドリル』『ひらめく!作れる!俳句ドリル』『十七音の可能性』『文豪と俳句』『あるある!お悩み相談室「名句の学び方」』など。編著に『室生犀星俳句集』。岩手日報・山陽新聞選者。角川俳句賞等の選考委員をつとめる。

「2023年 『川端茅舎の百句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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