ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~ (平塚おんな探偵の事件簿 1)

著者 :
  • 祥伝社
3.11
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本棚登録 : 622
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634162

感想・レビュー・書評

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  • 今回は 珍しく 最初に 犯人が わからない設定です。

    でも このコンビ 最高ですね。

    会話が くすっと 笑ってしまいます。

    続編 絶対 読みます。

  • ライオン=エルザと美伽の関係が面白い。
    ちゃっかり刑事の存在もナイス。
    ま、エルザのキャラがずっとあのままだとキツイかもだけど、
    気軽に楽しむにはもってこいだと思う。
    もちろんシリーズ化だよね。
    楽しみ~。

  • 平塚を舞台に27歳の同級生同士の女性探偵たちが活躍する痛快ミステリー。

    第一話 女探偵は眠らない。
    第二話 彼女の爪痕のバラード
    第三話 ひらつか七夕まつりの犯罪
    第四話 不在証明は鏡の中
    第五話 女探偵の密室と友情

    平塚の雌ライオンの異名をとる生野エルザと地元に舞い戻った川島美伽は、人探しや事件の調査などの依頼を解決していく。

    強引に進めるエルザを美伽が猛獣使いのようにたしなめながらも、エルザの名推理によって事件は解決していく。


    テイストは「謎解きはディナーの後で」のようなエンタメ要素が強いが、推理はしっかりしていて面白いし、テンポ良く読めます。

  • いつもながらの東川篤哉なのだが、本書はより出来が良かった、と思えるのは気のせいか?

  • 相変わらずの軽妙な語り口、お気楽な探偵と脇役のキャラ、住んでいる地域の自虐ネタ、安易なのにわりと本格トリックぽいところもある、東川節健在。
    女の友情がプラスされてるところが他のシリーズとは少し違うところかな。
    気楽に楽しむにはもってこいの1冊。

  • 「謎解きはディナーの後で」シリーズの東山作品。まぁ、同じ作者だから、いささか強引な推理と、わりと単純すぎる登場人物と、かなり安易な展開。主役が女性って事で、ちょっと下ネタもって感じかな(笑)
    短編5話。1編で仕事の休憩時間にちょうどよく、まぁ暇つぶしになります~

  • 先日読んだ「探偵少女アリサの事件簿」が面白かったので、こちらも手に取ってみたのだが、個人的には「アリサ」の方が好きかな。女性二人組で事件に挑む話は初めて読んだ。このふたりの掛け合いは、面白かった。これが東川篤哉の醍醐味なのかな。ちょっとしたところに潜むユーモア。ただな、ミステリーの方はちょっと物足りない。全体的にはテンポよくすらすら読めるし、会話のやり取りを楽しむ分にはいいが、再読はないかなといったところ。続編もあるが、こちらも気が向いたら…という感じだった。

  • 軽くて読みやすい。
    女探偵ふたりと若い刑事なんて
    すぐにでもドラマ化しそう・・

  • 平塚が舞台なので読んでみた。重たいトリックもないが陳腐さも無く、サラッとミステリーという感じ。

  • ミステリ短編集。
    どの作品もまずまず。
    探偵役、助手役ともに女性という設定は珍しいかも。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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