- Amazon.co.jp ・マンガ (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396764869
感想・レビュー・書評
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久しぶりに本当に好きな作家さんができました。ぺこさんです。
『それは よし ではないけど あり ではあるという希望』(ダ・ヴィンチ3月号/2010より)という言葉がぺこさんの漫画にはしっくりくる。
うまくいかなかった日常を描いてもシニカルにならないのは、そこに必ず希望が感じられるからだ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どれも少し元気が出る短編集。なかでもお互い嫌いあってるんだけど、血のつながりから仕方なくいる一緒にいる兄妹の話が最高です。最後、黒澤清監督の「東京ソナタ」のように音楽をうまく使った(漫画なのに…)、ラストは人生の謎の何かを感じ取れてとても感動的だった。
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渡辺ペコの短編集。
この人の感性とか描き方とか、とにかく好きです。 -
すきだー、渡辺ペコ
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ストーリーに派手な起伏もなく進んで行くのだけど、
その中にあるオカシさだったり、スコシフギな感じであったり。
日常と非日常の間をゆるーくゆるーく描いてる。
ペコ先生独特の空気が大好きです。 -
ペコさんのマンガは、日本小説に似ている気がする。
切ないようで、淡いようで、ほんのり幸せだったり。
一気読みしてしまった、引き込まれた作品集。 -
ペコちゃんは初期作品からこんなに完成度高いのか!って驚く。
デビュして数年で売れてるはずです。 -
久々に全作品揃えたくなりました。
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こういう漫画大好き!!
絵もストーリーも、めっちゃタイプです。
渡辺ペコさん、お噂はかねがねでしたが、やっと手に取ることができました。
ゆるーい話を描いてるようでその裏側のどろどろした部分とか、ぐるぐるした部分とかをきちんと見据えていて、男の子も女の子もかわいかっこいいけどリアルな一面をちゃんともってる。
「あに・いもうと」は特によかった。
そうなの。男と女の兄弟はこんなふうな、面倒くさくて、うざったくて、でも時々とても大切なものなんだよね。
うんうんと頷くことしきり。
絶対に売らない漫画、決定です。