- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396766320
作品紹介・あらすじ
漢方娘と薬草園男子の恋。
『午前3時の無法地帯』のねむようこ最新作! すこしフシギな町が舞台の、かわいい恋の物語。
2ヵ月前に地元に戻ってきた25歳の三久は、祖父の漢方薬局「薬屋久兵衛」を継ぐために修行中!
店を訪れるお客さんの体と心のお悩みに、時に漢方で、時にはおしゃべりで、祖父と共に応える毎日。
その一方で、初恋を忘れられずにいる三久だったが、植物好きの超人見知り青年・カナエに出会って彼のことが少しずつ気になり始め――?
本格漢方×大人の純情ラブ、開幕!
感想・レビュー・書評
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ねむさんの、ちょっとフシギでシュールな町設定の作品が好きだ。そして、漢方にちょっと興味があることもあり、ワクワクしながら読んだ。1巻目は思ったほど漢方ネタは出てこないけど、ヒロイン三久のおじいちゃんが店主である漢方薬局の店構えが好きだ。
その漢方薬局を継ぐべく修行中の三久。ねむ作品のヒロインによく見られる、モラトリアム感。三久にもやっぱりほんのり感じられる、何かこじらせてる感じ?その一方で新たな出会いもありだが、ここで出会う男子も何か抱えてる感が滲み出ていて、今後どうなっていくか…。どこかおぼこい三久に比べ、2人の友人が色気もあるしキャラも濃いしで、こちらのサイドストーリーも楽しみだ。
そして、ねむ作品はセリフが印象的。
「三久はなるべく遠回りしたいのよね?だって約束って、果たされないうちは夢見てられるものね」
とは、意味深~!刺さるわ~ッ!一度はこの町を出た三久がどうして舞い戻ってきたかも気になるところ。どこか非現実な世界観だけど、恋愛面はなかなかにエグそうで、この後を読むのが楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ねむようこさんの新刊とのことで即購入。
不思議な町の漢方薬屋に戻ってきた三久と、店主のおじーちゃんと、同級生と、森の魔女の話なのかなと。
思ってたら、なんだかまだまだなにかありそう!
続きが楽しみ~ -
かなり前に購入したけど、久々に再読。
ねむようこさんの作品なんかで1番好き。
漢方薬局の3代目となるべく日々勉強中の三久。
ちょいファンタジーな世界感で、ちょこちょこ散りばめられた小さな謎がスパイスとなっている大好きな作品。
この町では、体調不良の場合は西洋医学の病院に行くのではなく、漢方薬局に通うらしい。
薬が必要なければ、「今あなたの体が元気に戦っている証拠だからゆっくり見守ってあげて」と漢方薬を出さずに帰しちゃう。
こんな漢方薬局近所にあったら通いたいなあと思わせてくれる作品です。
登場する中学の同級生、らいむちゃんも川合ちゃんも川合ちゃんの愛犬のプードルもみんな可愛い!
1巻ではそこまで詳しく漢方やら薬膳の話も出てこないけど、興味を持つきっかけになる漫画になりました。
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不思議設定の本
まだ全容が掴めない -
漢方とロマンスって組み合わせが斬新で好き。主人公の女の子は一見、活発で少女漫画のヒロインな感じが好印象だけど、何やら訳ありな雰囲気を醸してて一筋縄では行かなそう。漢方が題材ということで薬草=魔女も出てくる。この正体であるキャラが個人的に大好き。
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SFかと思いきや、そこまでぶっ飛んではいない系。ありそう、いそう、っていうのが面白い。
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とにかく絵が可愛い、構図がいい、間がいい。ストーリーも不思議でいい。好み。
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ねむようこ先生、初めて読んだ。
とにかく絵が可愛い。 -
この人はファンタジーに寄りすぎると微妙になると思うんだ。