- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396767648
作品紹介・あらすじ
・
感想・レビュー・書評
-
わたしも親の考えてることが全くわからない子だったから朝のほんとうかどうかわからないじゃん!
という台詞はすごい共感した
でも直接話しても今でもわたしはわからない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手に対して愛情がどんなにたくさんあったとしても、別の人間だからどうしてもわからないことわかりあえないことはあるよなあやっぱり。基本的に人はすべて違国と思った方がいいのかもしれない。
良かれと思ってやったことが相手を傷つけるって普通によくあることだから、人間関係って難しい。大切なほど臆病になったりするのも当然だと思う。大切なものは壊したくないもんね。
関わりかたを間違えた時、相手が言葉や態度ではっきり拒否してくれたらわかりやすいけど、優しさその他の理由ではっきり拒否しない・できないことは多くて、受け手自身も自分で拒否したいことに気づいてないようなこともあるし、難しい。間違えることがあるのは違う人間同士だからどうしても避けられないけど、槙生ちゃんと笠町くんのように、そこから謝ったり修正や調整をしたりする猶予をお互いに残せたらいいのだけど。そんな優れた人間になれる気がしない。できる範囲でやれる限りを尽くして成長していくしかないね。 -
しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて4巻目。
マイペースがだいじで、周りが見えにくく合わせにくい槙生。朝は素直ないいコではあるけれど、お姉さんが育てた子であるがゆえに槙生の苦手なところを突いてくる。朝の親友えみりが気になる。結婚や恋愛に不安を感じていて、刺繍にうちこんでいるときがしあわせな子。 -
家族の中でお互いを思い合って、尊重して、大切にするということの、驚くほどの難しさ。永遠のテーマを、めちゃくちゃ丁寧に描いていると思う。
朝の成長も、見ていて、切なくなる。 -
槙生さんと笠町さんの関係素敵‥
でもこんな関係現実にある?!と邪推してしまう。
我慢しない、生きたいように生きるということを家族の中で実現できたらすごいことだなー -
私は空気を読むのも読まれるのも苦手なので、深読みも先回りもなしで。
俺は君を俺に頼らせたいんだよ。弱い君を望んでいるとかじゃなくてさ。
ただ、大切にすると言うだけのことがこんなにも難しい。
笠町くんが良い感じの男の色気ムンムンで有難うございます!という読後感。 -
2023.02.22.ピッコマにて
槙生の不器用さが好き。
共感できる部分が、数多くある! -
まきおの描かれ方が、かっこよさも弱さも含め全部完璧なので、逆に30代半ばの独身女性の理想に見えてしまった。私はむしろ読んでいて息が詰まった。
あと、朝ちゃんは突然無配慮な発言をするようなキャラではなかったはず。展開のための台詞を喋っているなら(それが透けて読者にも分かるなら)、読んでいて面白くない。 -
『「へえーーーそうかー、物語を全然必要としない人っていうのもおいでなんですよね〜」「…物語が『必要』ですか。なせ?」』
朝よりも槙生さんの心情が焦点な巻。自分が子供の頃にも槙生さんポジションな人がいてくれたらと思わずにいられない。特に学校が世の中の全てだった頃に「それは罪ではないという話」と言ってもらえていれば。 -
槙生ちゃん好きだなー
朝の空気読まない直球の幼さと慎生ちゃんの大人かつ人よりちょっと難しい感性が相まって
ふたりとも変化したり変わらない変えられない部分があったりして面白い
人間関係はケミストリーなんだなぁとヤマシタ作品を見ると思う
えみりは多分マイノリティなんだろうな
恋だ愛だばっかり言ってる女子高生特有の空気は楽しくもあり多少しんどかろう
慎生ちゃんの感性や人間性に触れて狭い世界から少し視点を変えて心が軽くなるといいな