- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396784072
作品紹介・あらすじ
極上、あまエロス。
「もう、二人を見守る障子になりたい…」(担当編集)
伊達男×陰間あがり
溺れるほど幸福で、愛おしい日々
時は江戸時代・後期。
真夏の蒸し暑くせまい長屋で、
熱い吐息交じりに
まぐわう男がふたり――。
元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に
卍(まんじ)に出逢い拾われた。
陰間の仕事としてではなく、
やさしく愛おしく
恋人として抱かれる瞬間は
まるで夢のようで、
そんな日々に百樹は
幸せでいっぱいなのだった。
たとえ過去に、
どんなことがあったとしても。
江戸漫画の革命児が描く、
初のBL作品、満を持して発売!
感想・レビュー・書評
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なんでBLでかいてるの?もはや芸術作品
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江戸のBLは最近なかったなあと思って購入。何より絵がエロい。これ続き物だったんですね…ももと万次のお話はもっと読みたいので次巻も楽しみ。
帯ではイチャイチャを前面に売り出していたからひたすらイチャイチャしてるのかな〜と思いきや、百の過去が割としんどかった…。(甘々の中にちょうど良いスパイスかな)
百は甘えん坊そうに見えて結構ちゃんとしていて、万次さんもなんも考えてなさそうでちゃんと百のことを1番に考えてるところが好き。 -
淫猥で妖美的、且つ華やかさと明るさを兼ねそろえた一作。
紗久楽さわさんの描く人々は、太腿がお美しい。そして何より研究し尽くされた江戸の雰囲気。
そこらの下手な時代物などとは比べ物にならないほどの美しい時代背景。
「おいど」やのばしたり同じもじが使われる際の文字、お百の独特な喋り方。
卍兄のお百を可愛がる気持ちや、切ないまわしと蔭間の絡み。
切なさから泣いてしまいました。
少年という細く美しい蔭間の背徳感や、成長し年季を終えた後の明るさ。全てを兼ね揃えていてよかった。
月代など、さわさんの独特なこだわりやしっかりと様子を捉えた素晴らしい一作でした。
今後も続くようなので、次巻での卍兄とお百の可愛らしい絡みや、妖美で淫らな濡れ場、卍の過去編。
とても楽しみに待っていたいなぁと感じました。 -
これを読んでから陰間への興味関心が止まりません
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これは良いお江戸BL!!
紗久楽先生、天才なのでは? てくらいストーリーもしっかりしてるし、
絵も美しい。二巻目も買ってあるが、あまりにも作品が良すぎて、もったいなくて読めない! という葛藤と戦っております。 -
すごい!言葉遣いや背景やらとても丁寧な作品。欲を言えば百も浮世絵に寄せて描いてほしかったな
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伊達男×陰間あがり。ふたりのイチャイチャほのぼのお江戸ライフだけかと思ったけど、人に歴史アリっていうちょと苦い思い出話なんかもあって、素晴らしく愉しめる1冊でした
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時代物に全く興味がないんだけど、うまいよねえ
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面白かったー
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江戸時代の男色を下敷きにしていて、そこはかとなくリアリティがあっていい作品でした。
個人的には2回は読んだ方がよく分かる気がする。
時代を感じさせる言葉遣いでエロの単語が上品に聞こえるのが素敵で猛烈に萌えた。
話題になってたし可愛い受け嫌いだしなあと思ってたけど、男の子的な可愛さが際立つ子で、彼よりも非力なキレイ系が攻めなのがいい感じだった。薄い着物で透けちゃう尻のラインとかいいわ〜次も読む気がする。 -
【これはすごい漫画だ…(゚ロ゚;)】
言葉遣いから服装から小物から、しっかりと時代背景を調べて本格的に書いているように感じる漫画でした。評判が高い理由がよくわかりました。強いて言えば、わかりづいらいコマが多かったのでスルスルは読みづらく読むのにエネルギーを要しました。 -
2017/04/17
前評判が良過ぎたかなー、期待し過ぎたかも。
それでも兄と百樹の話はとても切ない。
卍が一心に百樹に惚れているのも良い。お互い惚れまくってるのに切ない感じがたまらない!
これからが楽しみ! -
本当に春画みたいな再現度! 春画に詳しい友人曰く時代考証もしっかりしているのこと。ついに髷が受け入れられる時代になったんだなぁと感慨深い。艶っぽくて素敵。
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自分にはちょっと前評判が良過ぎた感じ。百が健気で朗らかで可愛かった。
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言い回しが厄介なので何回か読まないと理解できない。が、兄ちゃんのとこせつない。
卍さん色男だわー♡ -
江戸ものBL。浅草のボロ長屋に同棲している伊達男の卍×元陰間の百樹の、甘々な日常を描いたストーリーでした。絵が素晴らしいだけじゃなく、時代考証が完璧でリサーチがすごくて、リアリティ感抜群でした!!
ストーリーも面白かった~!
卍兄とももの想いの深さが、直球で伝わってきました。二人のHは、江戸の背景が醸し出す色気が強烈で一度知ったらクセになる味わいです(笑)
江戸の風景だけじゃなく、べらんめえ口調だとか風習だとかあれこれ豆知識がてんこ盛りで、BLで萌えたのと同じくらいの分量で勉強になりました。
特に陰間茶屋に関して、本当に詳しく描写されていて思わず読み返してしまいました。ももは江戸っ子だと思ってたら、そうじゃなくて。お兄さんは上方ことばなんですよね。
どうやら商売として上方の子供が気性もおとなしいことで人気があったからという理由が判明して…
ももが卍と出会うまでの陰間茶屋での日々が、ちょっと辛かったです。
でもどん底があったからこそ、これからは幸せにラブラブでいてほしいと願わずにはいられません。
エロ的には、文句なしに濃厚エロスでした。褌とか月代とか、江戸時代ならではのBLで萌えました。
おぼろげだった江戸BL妄想が、ものすごーく鮮明になった感じ(笑)
ももと出会うまでの卍兄さんがどんなふうだったのかもすごく気になります…!それは続きで明らかになるんでしょうか? -
*ブログでレビューをアップしています。⇒ http://mid30s.blog70.fc2.com/blog-entry-1225.html
「on Blue」の紗久楽さわ特集のレビューもアップ。⇒ http://mid30s.blog70.fc2.com/blog-entry-1226.html
「on Blueの原画展にあった漫画じゃない⁉︎」と速攻購入。原画展で見た絵も素晴らしかったけど、お話も素晴らしい。帯に「極甘」とあって、確かに卍とモモのやりとりは甘いのだけど、モモの陰間時代の話が……あまりに切なく苦く……ちょっと泣きそうになった。本当に、なんの因果で兄と弟が……(涙)。
しかし、卍と会ってからのモモが幸せそうで何より。卍を担いで逃げられるほどデカいモモの設定も萌える。
陰間のことをこんなに時代考証して描かれているBL作品は初めてなんじゃなかろうか。まだお話は続くようで、とても楽しみ。 -
全部好きですが特に肉付きが最高です
宮廷神官は中華ファンタジー?これもイケてます。
もち...
宮廷神官は中華ファンタジー?これもイケてます。
もちろんBLも素晴らしい‹‹\(´ω` )/››