渋谷系

著者 :
  • シンコーミュージック
2.92
  • (1)
  • (5)
  • (12)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 129
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784401640089

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • CDが普及しだして、いろんな種類の音楽の過去の名盤がCDに形態を変えて、レコード店に並ぶようになった1980年代後半。日本の経済は絶好調で豊かな時代。インターネットが広まる前で情報格差がつきやすかった。そんな時に、お洒落で品のいい音楽が渋谷系といわれて流行っていた。渋谷系と呼ばれるようになる直前から流行の終わりまでを、当事者である著者が、自分の周囲の状況を中心に記述している。渋谷系は文化のジャンルが横並びになってから、インターネットが広まるまでの文化の変化の鬼っ子のような存在に思える。

著者プロフィール

著作家。栃木県足利市生まれ。CD、DVDのプロデュースをはじめ、RADIO-i(愛知国際放送)、Shibuya-FMなどラジオパーソナリティも担当していた(中学時にブレイクダンスのチームを結成、高校では社会人チームにも所属する)。著書に『渋谷系』『東京レコ屋ヒストリー』『裏ブルーノート』(以上シンコーミュージック・エンタテイメント)、『裏口音学』(芽瑠璃堂出版)『ダンスの時代』(リットーミュージック)など。

「2021年 『Jダンス JPOPはなぜ歌からダンスにシフトしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

若杉実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×