17才 (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403520136

作品紹介・あらすじ

八隅は夏の到来とともに、高校生活のすべてをかけてきた陸上部を引退した。陸上で大学推薦を決めて、走り続けているのは司馬だけ。ありあまる才能を持ち、傲慢なほど奔放な司馬だが、八隅との恋に苛ついている。何度体をつなげても、届かないものがあるようで…。そして二人は、夏の終わりの海を目指す-。湘南を舞台に描く、センシティブな二つの恋の物語「17才」と「向こうの縮れた亜鉛の雲へ」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 17才‥揺れ動く高校3年。
    向こうの縮れた亜鉛の雲へ‥事故で走れなくなった英一の近くのアパートへ金沢から親戚の徭が越して来た。彼の不器用な優しさに英一は慰められるが、求めるものは得られない。

  • いまいち。ちょっと暗すぎ。どうにもならんことでぐだぐだ悩みすぎてて、読んでてしんどい。同収録のも、あんまし。

  • 話が綺麗です!!

  • 陸上部を引退した少年と、大学進学を陸上推薦で決めて未だに走り続ける少年の…恋…物語。
    あったんだよあたしにもこういう時期がさ!! これは10代で見た後、20代、30代になってから読み返しても面白いかもしんない。
    今の菅野先生には珍しい濡れ場もあります。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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