- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521690
感想・レビュー・書評
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寡黙で誠実な年下攻め×人の心の『声』が聞こえる受け 電気屋の店員同士
十数年ぶりに再読です。久々に読んでも感動は色褪せなかった!心の『声』が聞こえなくなった後の苦しみまで丁寧に書かれていたのが見事でした。すれ違い切ない…!表面上寡黙なのに心の中では好きな感情で溢れてる攻めが可愛いです。攻めの心の声が聞こえるセッ描写が甘々で爆萌えします!情景描写上手い作家さんだな。この設定だいすきなので他の言ノ葉シリーズも読みたいです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よかった。
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ボーイズラブの小説を読むきっかけになった作品です。当時まだ恋愛観とかがわからなかった時期で、少女漫画を読んでも恋愛感情についていけなかったのが普通でした。
この本を読んだときに初めて恋や愛という感情に触れられたような気がしました。
狂おしいほどの思いが溢れてくる作品です。 -
人の心の声が聞こえる。それだけ聞くと「すごい力」と思えるけれど、良く考えるとものすごく怖い。聞かれるのももちろんだけど、聞くのも。口に出している言葉と考えていることが違うなんて当たり前だけど、それがしっかり聞こえてしまったら何を信じればいいか分からなくなりそう。そんな力を持ってしまった余村が臆病になるのは当然なのかも。この力がなかったら、出会わなかったかもしれない余村と長谷部。どんな切っ掛けでも好きな人に出会えたのは幸せだと思うから、今後も変わらずお互いを大切にして欲しい。
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たくさん読んでるわけではないですが、砂原先生の本のなかでは一番好き。
突然心の「声」が聞こえてしまうようになった余村さんの苦悩がとてもリアルで刺さりました。
ファンタジー設定ではあるものの、人の感情だったり真心だったり、リアルでした。
途中何度も切なくて涙が出ます!
ながいあいだ辛かっただろう余村さんはこれから長谷部くんとずっと幸せでいてほしい!
まだ他のシリーズが未読なのでそちらも読みたい。
個人的には名作だと思ってます! -
2017年読了
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ズシンときた。考えさせられる。まごうことなく名作である。砂原さん好きだー!