- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403521799
感想・レビュー・書評
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芸人に挫折した人の話。
夢を諦めるのはとても勇気のいる話です。こういうことの方が多いよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旨くて安いと評判の定食屋、いせや。
大学生の公彰は、そこで働く竜一に「ほんま美味しそうに食べるから」という理由で気に入られ、彼に構われながら夕食をとるのが日課になっていた。
ある日、公彰は竜一が本気がお笑いの道を目指していることを偶然知ってしまう。
芽が出ないまま、もうすぐ十年。
ふだんは能天気にさえ見える竜一の思わぬ真剣さに、夢を持てない公彰は憧れを抱くようになるが…。
書き下ろし。 -
1つ目の話はしっくり来なかった。
公彰が竜一をどうしてそんなに好きになったのかがよく分からなかった。
2つ目の話は竜一が公彰にめろめろな様子が楽しかった。
公彰のイラストが少しイメージが違うのが残念。 -
誰もが成功するわけではないよね。
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まあ、それなりに面白かったです。久我さんのお笑いへの思い入れがよく表れた作品だと思います。スポットライトから外れた所にも愛しい視線を送るファンならではの温かく、厳しい思いを感じたような気がします。
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軽く楽しかった。夢中になれる夢がなくても愛があればバラ色、おっさんメロメロww タイトルの意味がどこにあったか分からなかったけどw
受けの積極性がいい意味で予想外の裏切り。オッサンが押しまくりなのかとばかり勝手に思い込んでたw ルックスのせいかなw オッサン挿絵いいね~。 -
漫才師シリーズの番外編
栄光の影に存在する夢をあきらめなければ
ならなかった人間が丁寧に描かれていて
その挫折や苦悩が味わえます。
本来ならばこういう裾野の人間の方が
圧倒的に数が多いはず。
それでもちゃんと自分でケリをつけて
自分の道を歩めるところが素晴らしい。
単なるサクセスストーリーを読み飽きた方に
是非お勧め。