- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403522758
感想・レビュー・書評
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芸能プロダクション社長×広告代理店霊感サラリーマン
なんとなくわかる人の運命を伝えて社内の恋愛相談に乗る程度だった国束。
しかし、いつのまにか自分のうわさが売れっ子女優の耳に入り、「見て」欲しいと頼まれる。
訪れたテレビ局でぶつかったプロデューサーに自分の恋の始まりの「青」を見るが、ちっとも恋になりそうな気配がない。一方、女優の所属事務所の社長がどうにも不遜な男であるにもかかわらずずっと気になり続け・・・。
こういう特殊能力的な話はちょっとイヤなんだけど、そのワリにはイヤ気がささずに読めたほうだと思います。
それはその力だけじゃなくて、それから派生する気持ちの部分にちゃんとスポットが当たってたからかなぁという気もします。
しかしいささか国束は津嘉山に対して好意的に考えてあげすぎのような・・・。そんな風に捉えてあげるんなら誰でもいい人じゃん。みたいな。
結局、最初から津嘉山が好きだったのね。といいたくなりますが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
榊花月は毎回だめなんですが、これはいけた!☆3.5ぐらいだけど、おまけで4です。
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榊さんの作品は頭を真っ白にして読む傾向がある。
今回もそうで、きちんとしたレビューが書けないのです。
スピリチュアルでほんわかとした話でした。
榊さんの作品ではいつも思うのですが、メインカプの言葉遊びのような会話が好きです。
ちょっと残念だったのは、文章とイラストでの国束のイメージに多少ズレがあった事。
イラストの国束がちょっと可愛すぎたかなー