兄弟ごっこ (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
3.55
  • (2)
  • (10)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524394

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 二十七歳の若き准教授の理人は、勤務先の大学に招聘された著名な経済学者の瑠璃川と親しくなった。
    瑠璃川とは十八年ぶりに再会したかつての義兄で、初恋の相手。
    いつまでも燻り続け、忘れられない初恋と決別するために近づいたハズが…。

    先生の変態さんがやはりいました!
    理人は瑠璃川も同じゲイで「これは」と期待するも「年下は恋愛対象外」と言われ凹むけど瑠璃川の安眠する為の行為がもうね。
    抱き枕ならぬあそこを触ってとか。
    理人も理人で好きだからそれをさせてしまうとか可笑しすぎて。
    (本人達は真剣だから余計笑える)

    結局両思いだった訳で恋人同士になれて良かった。

    2作目には瑠璃川の変態にも更に磨きがかかってもう勝手にやってくださいと。
    安眠球を「君の可愛いりんご飴」とか、流石に引いた理人。
    でも許しちゃう所が瑠璃川への愛なんだろうな。

    アーサーがとても可愛く最高のキャラで2人と仲良くこれからも楽しく暮らして欲しいな。

  • 初読み作家さん。
    本編のなかなか告白できないもどかしい感じとお仕事のしっかりしたところは良かったです。
    ただちょっと地の文の擬音語があまり好きでないので、描写が露骨で擬音語だらけのエッチシーンがきつかった。

    犬がイラストも併せてめちゃくちゃ可愛かったです。

  • イケメン義兄弟
    准教授として就職した大学にいた瑠璃川。もしかして彼は短い間だったが、自分の初恋である元義理の兄ではないか…?
    そう思って声をかけると瑠璃川は昔と変わらず理人に優しく接してくれた。いつまでも初恋を引きずっていた理人はさっさと告白して振られようとするが、瑠璃川とその愛犬アーサーの側が居心地が良くて、今の関係を壊したくないばかりにズルズルと瑠璃川に甘え、そしてまた彼に恋をしてしまう。

    親の再婚による元兄弟の再会モノ。
    大学ではクールな雰囲気の2人ですが、プライベートではなかなかの変態っぷり。
    世話になってる瑠璃川に自分の安眠球(陰囊)を貸しちゃうあたりノーマルではないですね…
    可愛いアーサーにより全体的にホンワカです。
    そんなギスギスした修羅場もないけど、楽しく読めました

  • 元義兄弟。血は繋がって無いけど「義兄さん」呼びがなかなか良いですね。完璧な兄と安眠球。いとし。

  • あとがきが面白いと聞いて、先に読んじゃいましたが、確かに面白い。

    さて、相変わらず安定のヘンタイ攻めでした。
    見た目カッコイイのに残念なヘンタイ攻め。帯の安眠球とあったので、犬の肉球だとばかり‥‥。
    先生を侮っていた!と気付かされました。

    それにしても、大型ワンコに飛びかかられると大変そう。

  • ★4.2

  • 面白かったです。まさか今回のフェチが安眠球ってのには笑えましたけれど。許す受もなかなか。
    アーサーも可愛くって、変態だけれど紳士な攻との再会ものでとっても楽しく読めました。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

とりたにしず・作家・新書館「スリーピング・クール・ビューティ 」にてデビュー。

「2017年 『淫竜婚姻譚 ~蜜蘭は乱れ咲く~ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鳥谷しずの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×