深窓のオメガ王子と奴隷の王 (ディアプラス文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403525049

感想・レビュー・書評

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  • テンガ様の初オメガバース
    挿し絵が笠井あゆみΣ(゚д゚lll)

    シリアスに始まり笑いをとる…
    心の声がだんだんテンガ節炸裂で笑
    オメガでもテンガ( ̄▽ ̄)笑

    あとがきにも笑いをありがとうございます♪
    先生の自分的萌えポイントがギュっと詰まった
    テンガワールドでした〜!

  • オメガバース、を各先生がそれぞれ書くと、こんなにテイストが違うのかー!って、また新鮮な気持ちになりました。
    コメディじゃない典雅先生。エロとロマンス増量。仇と結婚しなければならない王子。元奴隷の下剋上鬼畜攻と箱入り奥手受(かつ、それが笠井先生のイラスト!)これでオメガバース……!
    典雅先生でなければ、こうなってああなって……って予想がつくところ、典雅先生だと、こうなるんだ~(*≧∀≦*)ストーリーも別に奇想天外じゃないのに、典雅先生の味付け、裏切らない~(*≧∀≦*)
    読んでみて「あ。ほんとね!」って頷いてほしい、是非。特に後半のおろつく攻と、ただ蹂躙されて終わらない、忖度なし遠慮なし怒濤の受のTHE典雅ワールドに、スタンディングオベーションです。楽しませてもらいました‼️

  • 初の鬼畜俺様攻めと典雅さんも書いてますが受けの扱いがちょっと酷い攻め。受けに同情する。もう少し攻めざまあな目に遭っても良かった。
    ロランが奴隷から王になる部分も読みたかったな。BLにはならないでしょうけど。
    先にスピンオフの「囚われのオメガ王子と恋の奴隷」を読んでしまったのでそちらの方が好みでオススメ。

  • 好きな子苛めちゃうという、恋しさ余って焦れて意地悪しちゃうという、不器用な年上アルファの王、ロラン
    大事に隠され慈しまれた世間知らずな深深の王子だけれど頭の回転が早すぎて意図がくめない幼いオメガのキリル
    焦れるすれ違いが美味しいっっ!
    想いが通じあって、色々な誤解についての答え合わせが、あまりにもロランの不器用さと戸惑いが笑いを含む可愛いさで、キリルの強気なイジケ心がニマニマしちゃう萌えで、これからロランは尻に敷かれるのねぇっと微笑ましいですわ。

  • 国と家族のために人質になることにしたキリル。自分のことを番だというロランに反発していたけれど、少しずつ馴染んでいくのが伝わってきて嬉しくなる。もうちょっと話した方が...と言いたくなるほど言葉が足りない2人のすれ違いはもどかしいけれど。箱入りなオメガのキリルと、自分の力で生き抜いてきたロラン。全く違う生き方をしてきた2人だけど、今後ロランがキリルを手放すことはなさそう。

  • ★3.5

  • 架空の中世ヨーロッパの国を舞台にしたオメガバースもの。センセもいよいよ今どきのオメガバースものに挑戦ということで、驚きと(笑)期待に胸を膨らませて手に取りました。
    何より、イラストが笠井あゆみセンセというのが驚きすぎでしたよ。コメディのイラストも手掛けるのか⁉と一瞬思ってしまいましたが、このお話はしっかりロマンティックでした!

    今回もあとがき最高で面白かったです。その中にセンセご自身の萌えポイントとして「仇と結婚しなければならない王子萌え」「マントと王冠と靴下止め萌え」「身長差・体格差・年齢差萌え」「元奴隷の下剋上攻と箱入り受萌え」「ひそかに想い続けるアンドレ系当て馬萌え」「愛されているのに気づかない鈍感受萌え」などなど、たくさんあげられていまして、そのすべての萌えに共鳴してしまいました。
    特に嫌いな相手と結婚とか、下剋上攻とか、もう大好物。
    中世ロマンの中に人間味あふれる登場人物の描写で、様々な萌えを要所要所にギュギュっと詰め込みながらも流れるような展開で、萌えたり胸アツになったりしつつ息もつかせず読ませていただきました。

    国の危機から民を守りたい一心で敵国の人質として、ロランのもとに嫁ぐ決心をした深窓の王子キリル。彼の視点で話が進むので彼の心の内がしっかり伝わってきました。とてもピュアで素直でかわいくて、でも強さもあってつい応援したくなるようなタイプでした。箱入り箱入りとロランに揶揄されて腹が立っても、そこで卑屈になったりしないポジティブ思考なんです。
    箱入りっていうはロランの誉め言葉だった…というオチが最高でした。ツッコミどころ満載ですよね~
    一方のロランですが、典型的な傲岸不遜で鬼畜な俺様系の第一印象。そこからだんだん真の姿が漏れ出てくると、不器用な優しさとか天性の王者力とか印象を覆す意外性に萌えまくりました。
    底なしの性欲の持ち主?と思うようなHの数々でエロ的には盛沢山でした!センセどんどんHシーンの腕が上がってる…!鬼畜な中にも甘さがしっかりある良いH。
    後半はロランのデレしか見当たらなくって、鬼畜なツンがどこにもないひたすら甘々なラブになってるのも良かったです。
    当て馬のリオドルスへのジェラシーからのロランの嫌がらせ(隣室待機)とか、キリルのリンツェットへの勘違いだらけの嫉妬とか、コミュニケーション不足からくるトラブルにハラハラさせられっぱなしで、最後にラブラブ両想いになったところでは、ほんとによかったよね~って気持ちでいっぱいに!
    だから、ラストで強面ロランがお腹の子にキランてあだ名つけてデレデレしていても大丈夫でした(笑)
    読後は思っていたよりすごく幸せな気持ちになれました。センセのあとがきが愛にあふれていて、お人柄のすばらしさ優しさを感じました。

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