- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403525247
作品紹介・あらすじ
こけしだらけの喫茶店をのんびり営んでいた直文は、近所に住むキレ者の東宮寺親子から、突然店の経営アドバイスを受けることになり……!?
感想・レビュー・書評
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★3.8
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主人公の直文が可愛い。
ホワンとしているその癒しムードに東宮寺さんと朝彦くんが絆されてしまうのもわかります。こんな子(いい大人ですが)いたらついつい構いたくなっちゃうよね。あざとくなく、奥ゆかしい性格も好感もてる。
書き下ろしの東宮寺さんが嫉妬してしまうお話も良かったです!大人の嫉妬にそうとは気づかずオロオロしてしまう直文。でも自分の至らないところにも気づき、ちゃんと反省するところも素敵ポイントでした。
まっとうな大人のほのぼの恋愛。あたたかいお話でしたね。 -
ギド先生の描く子どもはかわいいなぁ。お目めも、ふっくらほっぺもたまらん!
でも今回のお子さま少4男子は見た目は子ども!中身は大人!みたいな早熟っぷり。
いきなり喫茶店を営む直文に、その問題点をずけずけ挙げ、コンサルティングしようとする。
でも、実は彼がそこまでする動機が子どもらしくてかわいい。
直文さんの、「葦の穴」っぷりがいい!
相手の話を聞く。自分は深刻にならない。小さい頃からひとに相談を受けることが多かった直文さんが自分で心掛けていることもあるし、生まれもって相手の懐に入っちゃうような人柄。
こんな店長のいる喫茶店に行きたいー!
お子さまの父東宮寺さんの、穏やか知的だけど実は結構攻めてくるよね!
後半、焼きもちやいちゃうのもかわいい……。
どちらも基本穏やかなので、何て言うかこちらも穏やかになれる(*^^*)