屋上の暇人ども (1) (ウィングス文庫)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403540059

作品紹介・あらすじ

ウワサなんて気にしない。同情なんと欲しくない。理由なんて意味がない。居場所がないなんて、きっと言わせない…。そこは、湘南なのに海の見えない南高校。走れなくなった陸上選手・鵜飼譲、その幼馴染みの松下未来。二人が居場所を求めて作った天文部に、ある日嵐がやってきた。百間鴫、凌霄夏女。放校寸前、鑑別所帰りのウワサのふたり。だけど、そんな彼らの中に譲は何かを見つけてしまって…。それぞれに手探りに、四人の居場所探しが始まる。

感想・レビュー・書評

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  • シギとナツメの病的なのにあっけらかんとした関係が良くも悪くも気になって仕方がない。4人それぞれいろいろなものを抱えてるのに、なぜか明るさを感じる雰囲気が好き。続き出ないのかな

  • 走れなくなった鵜飼譲、幼馴染みの松下未来、ちょっと天然の天沼先生の天文部に問題児百間鴫(シギ)と凌ぜん夏女(ナツメ)がやってきた。湘南の高校を舞台に繰り広げられる青春物語。

  • 購入、未読

  • 割と好きです。鵜飼君が好き。笑。

  • 偶然なのか必然だったのか出会う4人。少しずつ相手を知って情が移っていく描写が丁寧です。

  • この方の書かれる人物の依存関係やそこから紆余曲折を経て成長、解放するていうパターンが読めてきつつありますが。1巻読んだだけなのでここからBLに発展するのかわかんないですが。図書館で借りるのはちょっと恥ずかしかったかもしれない。でもコバルト文庫も借りたりするから同じか・・・。

  • けっこう実は秀逸だと思うの。ライトノベルのくくりだけど、中間小説だと思う。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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