- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403540653
作品紹介・あらすじ
ジョーロウは滅んだ。崩壊と混乱の中、誰が生き残り、誰がその命を落としたのか。深手を負ったものの、敵である兄、ショッキング・ブルーによって命を救われた暗黒丸は、ひとり、暗闇の中、傷を癒していた。そこへ訪れたのは、スフィンクス。微かによみがえる幼い日々の記憶、兄への遠い思慕。だが、今度こそ兄を殺すため、暗黒丸はスフィンクスと取り引きをする!!「緑魔」の死の真相がわかる書き下ろし「潮騒の陰に」も収録した、月光界、新シリーズ開幕。
感想・レビュー・書評
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図書館より。
月光界モノで読んだことないと思っていたら、以前読んだ形跡が。
まぁ、内容をそれほど覚えていなかったので、読み直すのもいいかと思いそのまま読み進めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
剣がとんでもないことに。
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この作者の物語はいつもそうですが、伏線が多すぎて「○○はどうなったんだ?!」ともやっとしながら読むことが多いです(笑)
でも、途中で投げ出したくなるのではなく、早く続きが知りたい、となるので思いっきり物語りに引き込まれてしまいます。
最後の番外編が私の中では一番重要なお話です。これってリンドーにも通じる?? -
ショッキングブルーと暗黒丸の関係がある意味深まっていく月光界シリーズの第三弾。ロックというちょっと面白い人物が新しく登場します。でも緑魔が〜…まあこうなっても存在してるだけで嬉しいですけど、腑に落ちません。良くも悪くも麻城さんはブルーが好きなんですよね。だからブルーがよければそれでよいような印象を受けました。このシリーズで月光界のシリーズは大団円を迎えます。このお話の未来編が、たぶんもう絶版されてると思うんですが、『界渡りの魔道者』から始まる角川の月光界シリーズで麻城さんが天界樹よりもずっとずっと前に書かれた話なんです。そちらを読んでいたわたしとしてはふくむところがたくさんあり、このシリーズとても楽しめました。そして最後にいおう。麻城さんって…異世界トリップ好きだよな!!
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月光界シリーズ『月光界秘譚』の続編