あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します (ウィングス文庫)
- 新書館 (2013年2月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403541902
作品紹介・あらすじ
あなたが怖くて入れないそのお店、代わりに入って食べて、生きてるか死んでるか、判定しましょう。ぐだぐだの日々を送っていた小説家&マンガ家の二人は、ある日友人のススメを受けて、そんな企画をぶちあげた。まずは手始めに、近所の謎に満ちた外観の中華屋さんから。そこから始まる恐怖とリバースの冒険とは!?なぜか完食ルールも発生し、友人&担当ズも巻き込んだ、グルメエッセイならぬ「死んでる店」探しの突撃体験エッセイ。
感想・レビュー・書評
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営業しているかしていないかわからない店(飲食店限定)に突撃取材。
生きてるか死んでるか(美味しいか美味しくないか)判定しよう!というグルメ?エッセイ。
単行本の時から気になっていたけど、田舎ゆえに手に入れられなかった1冊をようやく文庫で読了。
ひどいお店ってとことんひどいんだなー、でもどうやってやっていけてるのか不思議だなー。
うちの地元にも1軒あるんだけど、取材行ってくれないかなf(^^;。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小説家と漫画家➕お供が【営業してるかどうか怪しい店】を募っての
突撃エッセイ。
世にグルメ番組やエッセイは数あれども、こんなテイストの取材はないでしょう!
だって身体壊すよ、絶対(笑)
でもまぁ、ベトナムのローカル店ってこんな店が多いかも?
味はそこそこ美味しいみたいだけどね。
さすがに募集が来なかったのか身の危険を感じたのか、
続編が出そうもないのが残念? -
数年前に単行本として出た直後に、やはり都会の本屋で立ち読みをし、バカ笑いしそうになって「こりゃいかん、このまま立ち読み続けては人目につきすぎる」と地味に控えめに生きるよう教えられてきた私は、いったん本を置いたものの、続きは気になる。
しかし、買えば重い、自宅には積んである本がしこたまある(今もだが)、何よりその頃は金がなかったので、友達の誰かが買って貸してくれることをアテにして、その場を去った。
しかし、ものの見事にアテははずれ、地元の本屋には入らず、都会の本屋へしばらくぶりに行ったら見つからなかった。
似たタイトルの本を見つけては「こんな人の食べるものが出てくる店じゃ生ぬるいわ」などと思っていたところ、文庫発売の朗報が♪
日曜日の午後、都会の本屋で買いました。
夜遅くに帰宅し、夕食を食べ、日付変わった直後に風呂に入り、出たところで忘れていた洗濯機の中身を取り出して干し、髪が乾くまでの間の時間つぶしに読み始め、夜明けを迎え読了。
読んだ感想
「吐いたら(または下したら)病院へ行け! 保健所へ行け! 野放しにするなよ、死んで腐敗した中華飯店を!」
是非、死んでる店のその後をレポートして欲しいです。-
「保健所へ行け!」
読むのが恐いなぁ、、、
しかし保健所の立ち入り検査があるでしょ?どうやって切り抜けているんだろう?(やっぱり続報必要です...「保健所へ行け!」
読むのが恐いなぁ、、、
しかし保健所の立ち入り検査があるでしょ?どうやって切り抜けているんだろう?(やっぱり続報必要ですね)2013/03/15
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文庫になったので読んでみた。不味い飯の話は笑い飛ばせるものではなく、惨めな気持ちになるだけだと知りました(笑)。しかし、出てくる店、衛生管理者とか調理師免許の資格持ってなさそうなんだけど、営業出来る物なの? 保健所から営業停止食らいそうなんだけど。
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面白いという要素がなけりゃ、とうの昔に放り投げてた…食欲を抑えたい方に激しく本を読むのをおすすめします!
http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage210.htm -
どの町にも必ずあると言っていい、「営業しているのかしていないのか分からない」店の突撃ルポ。
テーマは非常に面白く、作者たちの身の張り具合も素晴らしい。とにかく色々な意味で「すごいな」と思う。残念なのは文体。オタクっぽいので好き嫌いが分かれる所だと思う。また、本題と関係のないエピソードがいきなり挿入されるので、話が時折散漫になる。身内の仲良しネタはもう少し控えめにして、テーマに沿った文章に絞ればもっと有名な本になったのでは…と思う。 -
(いろんな意味で)すごかった