- Amazon.co.jp ・本 (481ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403560224
作品紹介・あらすじ
大学入学でジョージアにやってきたマットは、友人の兄であるオーブリーの家に同居することになった。出会う前からセクシャルな濃密な匂いが立ちこめる。二人はメイトだった。だがオーブリーはホテルチェーン、レイノルズグループの社長で、今後群れの統率者としての責任を負う立場。自分がゲイであることを公にして会社に不利益をもたらすことはできない。マットは静かに状況を受け入れるが、先の見えない関係に次第に持ち前の明るさを失ってゆく。そんなある日、オーブリーのもとに荷物が届いた。中にはマットの写真、オーブリーに対する脅迫だった-。美しき人狼たちのロマンス、好評シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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人狼にとっての運命の相手“メイト”の物語、第三弾。
今作では、メイトを求めてしまう本能と、体面を慮ってしまう葛藤が描かれている。
っていうか、オーブリー!!
せっかくスーパー攻たる条件が揃ってるのに、いずれは女性と結婚するつもりだとか。メイトであるマットに対してちょっとひどいのでは。
気持ちはわかる。家柄も良く、大企業のトップで、唯一の弟はゲイでメイトを見つけて戦線離脱(一作目のカプ)。そりゃ結婚して跡取りを作らなきゃって気にもなるだろう。だけどメイトの本能に抗えず、マットとやることやって、愛しさも感じてるっていうのに、最初からあきらめてるのは読んでいて少し苛立ちを感じた。
三作目の今回は、ストーリーのテーマがメイトとは…だったので特に。
まあ、結局はハッピーエンドを迎えるんだけど。今回はちょっと読んでいてストレスでした。
オーブリー、イラストは非常に好みだったので残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後半の展開が意外だったかな。
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今までより回りくどい表現が多くなったかも?ちょっと読み返す所が多かった。
その後の二人のイチャイチャではなく、どう周りに打ち明けていったとかが気になる。 -
人狼シリーズ3巻。
今回は1冊目の主人公キートンの兄・オーブリーと、
2冊目の脇役・マットの物語。
ニューメキシコからキートンの実家のある
ジョージアの大学に進学したマットは
キートンの兄オーブリーのマンションに同居、
そこから大学へ…。
初めて顔を合わせた時に
互いが自分のメイトと一目で分かる。
マットは正直で嘘がつけない…
自分がゲイであることも恥じてはいないが
オーブリーは家系、群れ、会社を受け継ぎ守るため
本当の自分を封印し誰にもバレないよう
完璧に自分を取り繕っていた…。
王道って言えば王道、お約束の展開。 -
memo: 初回特典ペーパー封入付、コミコミ特典イラストカード