聖伝 (3) (ウィングス・コミックス)

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  • 新書館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403612442

感想・レビュー・書評

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  • Wings comics

  • (2巻のレビューからの続き)

    友人から借りるだけでは飽き足らず、遂には自分で買って手元に置いていたのはこの巻までだったような。迦楼羅王と迦陵頻伽の姉妹愛さえ読めれば後はどうでもよかった模様です。

    倶修摩部羅の最下層では修羅刀が鳴動。今にも目覚めそうな勢い。
    マジで!?月食パワーは!?って焦る倶摩羅天に、迦羅ネタばらし。ウソでした。
    迦羅は先代の阿修羅王から修羅刀を託されて。そこを倶摩羅天に拾われて。
    打倒帝釈天のための力を欲している倶摩羅天に敢えてウソ教えて。
    本当は阿修羅王本人以外に封印は解けません。月食、全然関係ありません。
    だって……淋しかったんだもん……一緒にいたかったんだもん……。
    ある意味舎脂よりタチの悪い迦羅、言いたい事言って額のカサブタをメリメリ。
    カサブタじゃなかったね。封印だね。修羅刀と合体。カッ!グオオオ!ゴゴゴゴ!
    倶修摩部羅は完璧に崩壊。最期の最期に両想いが発覚。まあそれはいい。
    半身である修羅刀を得た事により、阿修羅に生まれた直後の記憶が甦る。
    天帝妃の地位を狙う舎脂にとって、滅亡した一族の生き残りなど不要。
    よって帝釈天の子さえいればいいのよ阿修羅王の子なんていらないのよ。
    阿修羅はいらない子なの?ぐすぐす。私には必要だ!(ぎゅっ)
    所変わって善見城(天帝の居城)。迦楼羅王が帝釈天にネチネチ言われてる。
    ムカつくけど言い返せない。だって天帝に逆らったら即一族滅亡だからね。
    何より病弱な妹・迦陵頻伽を放っておけぬ。でも帝釈天の野郎いつか潰す。
    そうこうしてる内に、その可愛い可愛い迦陵頻伽が善見城に連れて行かれた!
    3日間も幽閉されて、挙句の果てには瀕死の状態なのに無理やり歌わされて。
    迦楼羅王の眼前で迦陵頻伽は絶命。迦楼羅王の精神は限界だ。

    先代の阿修羅王が決戦前、迦羅に修羅刀を託した……とな。
    じゃあ帝釈天との戦いの時に阿修羅王が持ってた修羅刀は偽物だったってことか!今気付いたよ!Σ(゚д゚;)

    (4巻のレビューに続く)

  • 4-403-61244-x c0079 195p 1996.3.25 26

  • 神話の世界の物語。こういう絵は、同人誌っぽいと言われるタイプのものなのかもしれないけど、物語の世界観を完璧に表現できていると思う。7巻の金色の表紙が一番好きなのに画像がなくて残念。ここの本棚に並べたかった。

  • 今思えば、阿修羅と舎脂の関係は自分にだって当てはまることなのに、当時読んだときは全然共感していなかった。他人事のように読んでいた。実際にこういう目にあった子どもの気持ちからは乖離しているように思う。あくまで物語のための一要素にしかなっていない。事故や災害における悲劇を視聴率のための道具としか思っていない類の人たちみたいに。

  • 000118,K032-Z9999999-032

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