復権! 400年目の真実 別冊歴史読本44 石田三成 (別冊歴史読本 44)

  • KADOKAWA(新人物往来社)
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404036445

作品紹介・あらすじ

徳川家康に反旗を翻した謀反人という従来の見方を覆し、魅力あふれる三成像を提示する。生涯、功績、人間関係などを検証する。

感想・レビュー・書評

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  • 関ヶ原合戦とそれに関わった人々について理解が深まった。面白かった。
    激動の時代だったんだなぁ。彼らの犠牲の末に今の我々の暮らしがあると思うと、感謝の気持ちが湧いてくる。
    歴史から学ぶのは大事。

  • 三成本なだけあって徹底擁護している。総論としては「悪人は秀吉なのに、徳川が三成を悪人に仕立てた」とかなり偏った解釈にも思えるが、これはこれでオモシロい。
    ・三成と兼継の共闘の証拠はない(密約の証拠は残さない?)
    ・三成兄は降伏したのに情報伝達されず攻め込んだ
    ・佐和山城は燃えてない
    ・1587年以降は秀吉とは疎遠だった(含む吉継)
    ・他方、加藤、福島らの秀吉の腰巾着は出世した
    ・三成文治派は小瀬 甫庵の捏造(三成は武道にも優れていた)
    ・蒲生家は三成に殉じている
    ・三成は潔白である悪人は秀吉。(蒲生・利休・秀次事件)
    ・訴訟による解決の平和思想家
    ・忍城水攻めは秀吉の指示。三成は反対していた
    ・北政所は三成派
    ・大坂城にいた西軍が主流派(東軍は反主流)

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