復権! 400年目の真実 別冊歴史読本44 石田三成 (別冊歴史読本 44)
- KADOKAWA(新人物往来社) (2009年6月24日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404036445
作品紹介・あらすじ
徳川家康に反旗を翻した謀反人という従来の見方を覆し、魅力あふれる三成像を提示する。生涯、功績、人間関係などを検証する。
感想・レビュー・書評
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関ヶ原合戦とそれに関わった人々について理解が深まった。面白かった。
激動の時代だったんだなぁ。彼らの犠牲の末に今の我々の暮らしがあると思うと、感謝の気持ちが湧いてくる。
歴史から学ぶのは大事。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三成本なだけあって徹底擁護している。総論としては「悪人は秀吉なのに、徳川が三成を悪人に仕立てた」とかなり偏った解釈にも思えるが、これはこれでオモシロい。
・三成と兼継の共闘の証拠はない(密約の証拠は残さない?)
・三成兄は降伏したのに情報伝達されず攻め込んだ
・佐和山城は燃えてない
・1587年以降は秀吉とは疎遠だった(含む吉継)
・他方、加藤、福島らの秀吉の腰巾着は出世した
・三成文治派は小瀬 甫庵の捏造(三成は武道にも優れていた)
・蒲生家は三成に殉じている
・三成は潔白である悪人は秀吉。(蒲生・利休・秀次事件)
・訴訟による解決の平和思想家
・忍城水攻めは秀吉の指示。三成は反対していた
・北政所は三成派
・大坂城にいた西軍が主流派(東軍は反主流)
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