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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404041548
作品紹介・あらすじ
武家政権の中心地として築かれた文化遺産、近代日本のレトロモダンな建築の数々、そして美しき自然に彩られた都市、鎌倉。その魅力を四年にわたって伝えてきた長期連載「湘南の風 古都の波」から、とくに素晴らしい写真と文章を選りすぐり、五章に再構成。
感想・レビュー・書評
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虐殺ばかりが行われた実はダークな街である鎌倉だが、キレイに写真を撮るとそういった歴史が覆い隠されるというのがよくわかる。それも含めて「平和の証」と思えば、それはそれでよいのかもしれないが。
ただし、現地訪問した時にいくら「絵になる」からといって、比企一族が自害させられ墓が立ち並ぶ妙本寺で結婚記念の写真を撮るカップルがいたのはさすがにどうかなと思ったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SANKEI EXPRESS に連載されている『湘南の風 古都の波』(←若旦那系?)から抜粋された写真と文章で鎌倉の春夏秋冬&無季の魅力を章立てて紹介している鎌倉本です。
東日本大震災以降の文章だよ。
東日本大震災の1年前の2010年3月10日未明に鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れちゃったんだよね。
そして、鎌倉では3月11日はシラス漁の解禁の日。
なんだか3月10日前後って言うのは、自然と人間の間に何かがある時期なのかと思ってしまいました。
文章も写真も素敵で、鎌倉中級者や鎌倉マニアも十分楽しめる1冊だと思います。
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