石狩川

著者 : 本庄陸男

• 新日本出版社 (2011年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

近代日本の幕開けとは-官軍に降伏した岩出山藩主従は、開拓民として石狩川流れる氷雪の原野へ移住するが。明治維新期の北海道を描く歴史大河小説。

感想・レビュー・書評

[おぬまさんの感想 · 2024年3月9日]

図書館で借りた。
北海道開拓をテーマとした小説だ。著者は当別の方のようで、舞台は岩出山伊達藩が開拓した当別町だ。タイトルの石狩川の描写も多く出てくる。
宮城県出身である私にとって馴染み深い話。当時の開拓民の気苦労を垣間見れる。
著者はこの作品を先々まで作りたかったらしいが、残念ながら刊行直後に亡くなっている。この先が著者によって作品化されることは無い、志半ばの遺作となったらしい。

[tabidokushoさんの感想 · 2011年6月23日]

紋別などを舞台とした作品です。