ハクトウワシ

著者 :
  • 新日本出版社
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本棚登録 : 71
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406064781

作品紹介・あらすじ

白くかがやく頭、とがったくちばし。アメリカの先住民族にとって神の使い。しかしヨーロッパから入植した人たちに害獣として狩られ、1960年代には絶滅の危機におちいっていた。そんなハクトウワシの北大西洋の島の断崖にある巣での子育てに密着。寒さの中の抱卵、そして新たな生命の誕生。圧倒的な力強さに心が震える。

感想・レビュー・書評

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  • 写真集だからかしょうがないとは思うけど、もう少し情報があっても良いと思った。
    しかし、それ以上にハクトウワシの写真に引きこまれたので満足している。

  • 写真の迫力が素晴らしい。

    年長の男の子に読んであげましたが、言葉はちょっと難しく、かみくだいて読まないといけませんでしたが、最後まで興味を持って写真に見入っていました。

    年齢を問わずおすすめ。

  • ハクトウワシは、黄色いくちばしがかっこよくて、ひなのもこもこの感じがかわいい。
    ハクトウワシのことは、何かの本で見て知っていたけれど、ぜつめつきぐしゅだったことや、それがかいじょされたことも知らなかった。かいじょされてよかった。
    ぼくのかっている犬はニューファンドランドだから、一度この島にも行ってみたい。さつえいは、寒かったりがけからぶらさがったりして、すごいなと思った。(小4)

  • カッコいい❗

  • 動物写真家の前川貴行氏の写真がとても良い。力強く威厳に満ちたハクトウワシの姿が心を惹く。抱卵から巣立ちまでの貴重な写真には、淡々と生きながらも親としての喜びや覚悟が現れているように見える。始めと終わりに紹介されている「イーグルレディ」ジーン・キーンさんも興味深い人物。

  • アラスカ南部に暮らすハクトウワシの子育てを記録した写真絵本。なにより表紙の写真に惹きつけられる。淡々とした語り口調もこの偉大なワシにふさわしい。そして、自然の一部であるワシを撮るとき、景色もまた美しい。
    フリガナが少なく、4~5年生ぐらいから。

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著者プロフィール

写真・文:前川貴行
動物写真家。1969年、東京都生まれ。
エンジニアとしてコンピューター関連会社に勤務した後、26歳の頃から独学で写真を始める。97年より動物写真家・田中光常の助手をつとめ、2000年よりフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年では中米、オセアニアへとフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影に取り組み、雑誌、写真集、写真展など、多くのメディアで作品を発表している。
2008年日本写真協会賞新人賞受賞。2013年第一回日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ。2014年TBS テレビ「情熱大陸」出演。
主な著作に『WILD SOUL 極北の生命』『GREAT APES 森にすむ人々』(以上小学館)、『animalandscape』(青菁社)、『こおりのくにのシロクマおやこ』(ポプラ社)、『北の馬と南の馬』(あかね書房)がある。
公益社団法人日本写真家協会会員。

「2016年 『クマと旅をする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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