ぼくんちの震災日記

  • 新日本出版社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406067058

作品紹介・あらすじ

大地震のあった翌日の朝。友樹は、ゆっくりと目を開けて、天井を見つめた。夢だったらいいのに――。電気もガスも水道もとまっていた。家族四人けが人もいなければ、家で過ごすこともできた。それでも、水がでない、暖房がない、食べるものもない日々がこんなに大変だなんて。震災後四日間、家族四人のがんばった日記。

感想・レビュー・書評

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    本郷けい子 ピピン倶楽部
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    ぼくんちの震災日記 | 新日本出版社
    https://bit.ly/3YeNNsW

  • がんづきが大好きな4年生の杜野友樹(もりの ゆうき)とその家族
    2011年3月11日を境に生活が一変してしまう

    幸い家族も家も無事だったが……

    散乱する家財道具
    通じない電気、ガス、水道
    不足する水や食料、燃料
    安否のわからない社員たち

    〈昨日までそこにあった「いつもの朝」は、どこか遠くへいってしまった。〉

    震災直後の困難な状況を力をあわせ、まわりの人たちと助けあって乗り越えようとする友樹たち

    東日本大震災が発生したとき仙台市内の仕事場で被災したという著者の実際の体験を小4の友樹の視点に置き換えて描いた“ドキュメンタリー物語”、2023年2月刊

    張り詰めた糸が切れたように、友樹と中1の姉が言葉の正しい意味で“号泣”する場面に共感

    《──災害は、前ぶれもなくやってくる。
     この本が、誰かの力になりますように。》──帯の紹介文

    この本が出版されたことに敬意
    中学年からおとなまで読んでほしい、備えるための一冊

    ちなみに「がんづき」とは、小麦粉、ベーキングパウダー、黒砂糖、水だけでつくるシンプルな蒸しパンで、宮城県民にはおなじみのおやつとのこと

    すくなくとも神奈川県民の読者にはなじみがない

  • 東日本大震災で「在宅避難」を経験した著者。ひどい被害が報じられるが、多くの人には小規模な被害のほうが現実的。「在宅避難」の状況を知り、備えをしておきたい

    #ぼくんちの震災日記
    #佐々木ひとみ
    23/2/20出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/3IdOYST

  • 登録番号:1027220、請求記号:913.6/Sa75

  • 作者の先生の実体験に基づいてるんだろうなと思いつつ読了。実際そうだそうです。当時日記かメモとってたんでしょうね。あの震災の中では被害が大きかったとは決して言えない、でも確かに被災したことも不安でたまらなかったことも等身大の目線で克明に描かれたいい本でした。

  • 中学年向け。作者の実話ベース。東日本大震災のあとの家族のおはなし。

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著者プロフィール

茨城県生まれ、仙台市在住。2009年『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)で第20回椋鳩十児童文学賞を受賞。その他の作品に『英国アンティーク夢譚』『イギリスを歩いてみれば』(以上KKベストセラーズ)、『ドラゴンのなみだ』(学研プラス)、『もののけ温泉 滝の湯へいらっしゃい』(岩崎書店)、『七夕の月』(ポプラ社)など。高原社主宰。

「2018年 『兄ちゃんは戦国武将!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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