- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408109190
感想・レビュー・書評
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著者:セス・ゴーディン氏はマーケター・講演家・作家。元Yahoo!副社長。全世界のビジネスパーソンが注目する、今もっとも影響力のある人物。多くの著作が世界的ベストセラーとなり、現在35カ国語で翻訳されている。
監訳:佐藤可士和氏はアートディレクター・クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。キャラクターデザイン・アートディレクション、幼稚園や病院のプロデュースなどを手がけ、多方面より高評価を得ている。
著者が一貫して説き続けているのは、主体的に意識を転換することで生活やビジネスの問題を解決し、より充実した人生を歩む方法である。
歴史的な偉人、トップランナーと言われる人達は皆、貫き、突き詰め、本質をつかみ、ブレない価値の軸を獲得し「見えてる人」になっている。主体的に意識を転換するヒントを提供することが本書の目的。
そのステップは以下の12に分けて紹介されている。
①扉を開けよう。あなたの番がやってきた
②変化する者だけが抜け出せる
③グーグルは決して昼寝をしない
④人生も仕事も自分でコントロールしよう
⑤これからのイノベーション
⑥スターバックスの失敗の成功
⑦始めたからには遂行あるのみ
⑧ブーイングを浴びた後のボブ・ディラン
⑨楽しくなければ仕事じゃない
10.先駆けて、主導権を握る
11.始めることを習慣化する
12.今すぐ、実行
変化することには大きなリスクが存在する。
しかし、変化しなければ何もはじまらない。
まず取り組もう!!やろう!!そんな強いメッセージが本書からは伝わってくる。特に11のステップはじめることを習慣化するは当たり前であり、やるべきということはわかっているがどうしても出来ない、やらない理由を探してしまう。
それも本書の12のステップを踏むことにより、難なく解決してしまうように思える。
何かを始めないといけない時、区切りの時にぐいっと背中を押してくれる良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
セス・ゴディン氏の作品は、いつも、シンプルで力強い言葉にあふれていますね。本作も期待を裏切りません!!
『何も始めないことは、失敗することよりもタチが悪い』→ そのとおり!よく言った!!
あとは、
『リスクのないものは始める価値もない』→ そう思えば、なんにも怖くない!! -
帯などを見ると「佐藤可士和監訳」というのが売りのようですが、売り方としては最低ですね。
内容的には、要するに「さあ、今すぐ、自ら行動を起こそう。そして他者に支配されない人生を歩もう。」ということを、ずーっと言っているだけ。
その割には、失敗しても許される企業文化が必要とか(日本の企業文化にはあまりないので無理ということか?)、行動を起こす前に落ち着いて考えてみようとか、ブレーキも所々かけて責任逃れしてます。
また、「フォードのプロジェクトvs.アップルのプロジェクト」と項目立てておきながらアップルのプロジェクトの記載がない。アップルと出せば売れるとでも思っているのか。読者をばかにするのもいい加減にして欲しいところ。
【なるほどな点】
・人生の答えは一つではない。無数にあります。
・自ら事を起こすことが、人を磨き、成長させる
・「はじめる」とは
①やるときめたら、とことんやる
②成功するまでやり続ける
③事をなすこと
・まず物事を始める習慣をつけること
・自ら新しいことを始めるより、誰かの失敗を指摘する方が簡単だ。
・一日を始める前に予定を立てる。そして立てた予定は必ず守り、他のことをしない。
・休まないで続けること。が大切。
・言われたことを一生懸命やることがエクセレントなのではない。やる価値があると自分が決めたことを自ら始めることこそエクセレントなのだ。
・リスクを取ることなしにワンランク上の成功は望めない。
・失敗を許容する企業文化がないと、成功するプロジェクトを始めることはできない。
・まず何かを始めること、そして始めたことは最後まで続けること。
・ほんの二分間、事前に考えることで、大きなリスクを避けることができる。 -
タイトルとは必ずしもリンクしてないが、行動を起こすことに怖気ついている人に、元気を与える一冊
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人生はたくさんのスタートでできている
実行あるのみ!
グローバル時代の仕事を目指して -
図書館
予約中 -
一歩を踏み出せず、誰かがやり方を教えてくれるのを待っている人は自分にとっての成功ではなく、世間一般の成功にとらわれている、つまりやる価値があると自分が決めたことを自ら始めることこそ意味がある
たとえ間違った方向であったとしても、始めさえすれば進化させたり修正させたりして、正しい方向に向かわせることができる -
深く物事を突き詰めていくと、ある瞬間にポンと突き抜ける瞬間がある。まるで雲の上から首が出るような状態で視界が一気に開ける。
歴史的な偉人、トップランナーはみな、突き詰め、本質をつかみ、ぶれない価値観の軸を獲得し、見えている人になっている。
何もはじめないことは失敗するよりもたちが悪い。
まず何かスタートする。それも頻繁に。 -
成功哲学について書かれた本は、当たり前のことしか書かれていないのですが、あの時はずしたはずの足枷を、自分でいつのまにか装着し直していることに気づかされます。そう、私は前へ進むのでした。それにしても、セス・ゴーディンと佐藤可士和という組合せは最強かもしれませんね。