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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408112053
感想・レビュー・書評
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まとまっている。ただし新味にかける点は否めない。
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「伝奇もの」は古代から連綿と書かれてきているということ。昔の人が「これホント」と書いてるからといって無邪気に信用してはいけない。現在の架空戦記小説も、遠い将来には史実として教科書に載ったり、多くの信者・研究者を獲得する偽書になり得る。全否定も全肯定もせずに歴史的な位置づけを探る、学者の地道な検証に敬意。
「江戸しぐさ」もぶち込んでくるあたり、監修者の味。 -
日本は文字の国、というのを実感。歴史を曲げる、作る、偽る。すべて本(出版)という言葉の魔術によるものか。
このような行為が昔からあったこと、近代にもあったこと(田中上奏文、江戸しぐさ)を見るにつけ日本人は変わらない…と感じる。
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