偽史と奇書が描くトンデモ日本史 (じっぴコンパクト新書)

  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408112053

感想・レビュー・書評

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  • まとまっている。ただし新味にかける点は否めない。

  • 「伝奇もの」は古代から連綿と書かれてきているということ。昔の人が「これホント」と書いてるからといって無邪気に信用してはいけない。現在の架空戦記小説も、遠い将来には史実として教科書に載ったり、多くの信者・研究者を獲得する偽書になり得る。全否定も全肯定もせずに歴史的な位置づけを探る、学者の地道な検証に敬意。
    「江戸しぐさ」もぶち込んでくるあたり、監修者の味。

  •  日本は文字の国、というのを実感。歴史を曲げる、作る、偽る。すべて本(出版)という言葉の魔術によるものか。
     このような行為が昔からあったこと、近代にもあったこと(田中上奏文、江戸しぐさ)を見るにつけ日本人は変わらない…と感じる。

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著者プロフィール

2000年創業、2012年設立の大阪に拠点を置く編集プロダクション。歴史・ミリタリー・科学・オカルトなど、執筆ジャンルは多岐にわたる。著書に『日本人が大切にしてきた伝統のウソ』(小社刊)など。

「2021年 『古今東西トンデモな法律』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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