東野圭吾ミステリー「ウインクで乾杯」 (マンサンコミックス)

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  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408174839

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  • パーティ・コンパニオンが次々と謎の死をとげるというミステリー。
    昭和63年に刊行された作品を改題したものだから
    若干、昭和色が濃く感じられる。
    コンパニオンという職業や道化という言葉
    毒物の青酸カリなど、
    昭和のミステリー小説にかかせない
    小道具が出てきて、懐かしく読めた。

    主人公・小田香子は、パーティ・コンパニオン。
    同僚の牧村絵里が毒入りビールで自殺し、
    親友の由加利が自室で扼殺されたため、
    自分の身にもなんらかの危険が迫って来ると危惧している。
    そんなとき、
    隣の部屋に芝田刑事が引越して来たので一安心するが・・・。

    初期の頃の東野さんの作品だが
    すらすらと楽しく読める内容に変わりはない。

    たまには昭和時代のミステリーも
    振り返って読むと面白いなあと思った。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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