死ぬまでに観ておきたい 世界の写真 1001

制作 : ポール・ロウ 
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 91
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (960ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408338378

感想・レビュー・書評

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  • 視覚的痕跡のように機能し、見る者の主観性を束縛する力を持つ写真。信頼性のオーラをまとった写真は時代の証人かつ歴史的記録となる。戦争、事件、自然、ファッション、芸術など世界の写真1001枚。

  • 1828年のフランス最初の写真から。
    写真を撮るわけでもないけれど、ライフの写真集買ってたなぁと思って珍しく手に取った写真の歴史のような本。
    写真の技術、写真に込められた意味、時代背景。作者とともに写真の横に一つ一つ解説があるのが楽しい。
    写真技術の進歩に驚かされて、肖像画、記録、芸術、風刺などに使われた写真が、今ではスマホひとつで加工や拡散までこなせたりするのだからさらに感慨深い。

    絵画展とかをみるのが好きだけど、こんな風な写真の登場により人物、風景などが描かれることが減ったのはそのためかーと時代の変遷を個人的に納得した。

    パラパラと写真を眺めるだけでももちろん楽しいし興味深い。被写体として昔の日本人も出てくる。ヨーロッパからしたら驚きだったろうなぁ。

    そして新しい技術が出るともっと!って目指していく人間の意欲はやっぱスゴい!

  • 流し読みしていると、微笑みながら眠っている赤ちゃんの横向きのモノクロ写真が目に止まった。ふわふわでほわほわの笑顔、どんな夢を見ているんだろう。と幸せな気持ちになった。…キャプションをよくみると、赤ちゃんは脱水症で亡くなっていた。‼︎人生は長さではなくて、質だと思った。

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