- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408411736
作品紹介・あらすじ
日本史に残る偉人たちの妻の多くは「悪妻」とよばれながらも堂々と夫の手綱を引き締め、時には叱り、時には守り、現在の地位まで押し上げた。悪妻によって成功した偉人夫婦の真実から、現代を生きるヒントを学ぶ。
感想・レビュー・書評
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表紙には、コワ~い妻たちと、書かれているのだが、、、
幕末から明治・大正・昭和と、20人の妻たちが、描かれている。
悪妻と、言われながらも、夫を偉人にさせて行ったのは、やはり、内助の功であろう。
金銭感覚が無い、貞操が無い、夫を持ち上げない、、、、色々書かれているのだが、妻たちも、その時代に翻弄された被害者でもあるのだろう。
一方的なゴシップで、踊らされたものもあり、それに発奮して、海外で、有名になった人もいる
波乱万丈な人達ばかりで、ソクラテス、モーツアルト、トルストイなどの妻たち同様に、強い夫や偉人にさせたのだと思う。
でも、偉人の妻になりたいとも思わなかった。(笑)
平凡が一番かも・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新書文庫
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主に近世以降の悪妻と言われてる女性20人を描いた一冊。
といっても、悪妻というのはあくまで一面的な見方で、実際には悪旦那(という言葉はないけど)や、時代に翻弄されたりしてる女性がほとんど。
時代が違うから現代の尺度で見てもナンセンスなのは百も承知だけれど、気の毒だった。 -
当時の感覚でいう悪妻であって鬼嫁などはいない。
龍馬の奥さんのおりょうは不憫。