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- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535388
感想・レビュー・書評
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小学校の低学年の頃、夜更けに布団の中に入ってから、ふと自分はいつ死ぬのだと考えた。きっかけはわからない。飼っていた虫か小動物がその日に死んでしまったとか、たぶんそんなところだろう。とにかく考えた。そしてとても強い恐怖に襲われた。
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「生彩」というものは特に感じなかった。これがありのままの思いだ、と言われれば「そうか」ととるしかないが。
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<僕たち人間は、自分が必ず死ぬことを知ってしまった唯一の生きものだ。じゃあ、「死」ってなんだろう――。ペットの寿命。死後の世界について。宗教が果たす役割。戦争や大量殺戮が起きる理由。殺人事件はなぜニュース・バリューを持つのか。細胞不死のメカニズム。僕の人生で残された時間の量……etc.etc。煩悶を繰り返すドキュメンタリー作家が、死に関する様々な事象に想いをめぐらせ、考察し続けた二年半の記録。森達也版<メメント・モリ>。 >氏は自分を悪く見せようとすることがある。なのでこちらも好くか嫌うか決められない。