砂冥宮

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 151
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408535449

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読んだ浅見光彦シリーズで、初めての電子書籍。
    このくらいの量がスピード感もあって一気に読める。特別なトリックがないのに面白いので、このシリーズは気に入ってる。この作品も引き込まれた。
    昨日のテレビシリーズも興味があったけど、読んでる途中だったので見なかった。録画しとけばよかったな。

  • 内灘闘争から数十年たって、こんな事件になるのか??しかも、某ゴルフ場まで関わってくるのか??

  • もっと「草迷宮」絡みかと思ったら
    そうでもなくて、肩透かし☆

    ミステリ的にも、読みやすいし、論理破綻もしていないし、伏線が最後に平仄合っていく、至極まっとうなミステリではあるんですが、昨今の売れっ子作家のやたら複雑に入り組んでて凝りまくりの風潮に慣れすぎなのか。
    なんかシンプル過ぎで拍子抜け。

  • 【砂迷宮】 内田康夫さん

    明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。
    彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという神奈川県三浦半島の旧家で、ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、「金沢へ行く」と言い残して数日後、
    歌舞伎の「勧進帳」で知られる石川県「安宅の関」で死体となって発見される。浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、老人の足跡は意外な場所で途切れていた。老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、やがて第二の殺人が発生してしまう……。
    (Amazon内容紹介より)



    いつも通り面白く読ませてもらいました。殺された須賀老人は自身が身を置いた学生運動で仲間を死なせてしまった事を終生後悔していた。わたしはノンポリという学生運動が盛んな時代を生きてはいませんが、連合赤軍のリーダーの実家が近所にあった事を覚えています。。

  • 金沢~内灘町~三浦半島(神奈川)を舞台に様々な因縁がうずめく浅見光彦サスペンスでした。学徒運動や、戦時中内灘町(石川県)に試射場があった歴史など勉強になりました。やはり内田先生の物語面白かったです(*^_^*)

  • 昔、内灘闘争(内灘に米軍基地配置の是非を巡る闘争)に参加していた関係者が相次いで殺害された。殺害動機を追及していた浅見光彦は、ゴルフ場建設に関する不正融資があったことを突き止めた・・・。

  • 読んだ

  • 2012/05/05 津市芸濃図書館。

    2012/05/19 再借用。

  •  浅見光彦シリーズは、初めて読んだが、浅見光彦はどこまでもいいやつだった。無利益で事件解決まで行ってしまうには、ありがたい存在だけれど、現実にいたら、やっぱり、何でそこまでしてくれるの?と思ってしまう。
     場所も違う個々の殺人事件が実は、関連のある殺人事件であった。人間関係から、一つ一つ丁寧に推理して解決していった。展開も破綻せず、無理なく書かれていたので、今後も著者の作品を読んでいきたい。
    ◆図書館

  • 先に、テレビで観ちゃったみたいね。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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