御留山騒乱

  • 実業之日本社 (2009年4月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784408535494

みんなの感想まとめ

物語は、信州を舞台にした陰謀と人間ドラマが織り成す騒動を描いています。主人公は、古書にまつわる不思議な事件に巻き込まれ、仲間と共に氷中花を巡る争いに直面します。登場人物たちはそれぞれの思惑を抱え、時に...

感想・レビュー・書評

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  • 出久根達郎さんの講演を聴き、サインを貰った本

  • あれよあれよという間に読み進み、気がつけば読了していた。『抜け参り薬草旅』を思い出し、似てるんだけれども新しい。山茗荷、黒水石そして氷中花って、すべて創作なんだろうか。ありそうでなさそうで…。何らかのモトネタがありそうだが、そうならとうに世に知られているだろうしなあとそそられる。

  • 一気に読みました。仲間が増えるのがいい。

  • 人は自分の思惑で動く:古書絡みでないのは久し振り〜秀全は常陸の寺の息子だが,読心術の心得がある。修業先の寺からお陰参りの真似をして逃げて,蔵に案内されると,そこは古着屋が営む賭場だった。怪しまれて一緒に捕らえられたのは平助という者だが薬に詳しく,山の小屋に閉じこめられるが,蝮と狼犬と共に暮らすマツという女の住処で,平助が捜している嵐といい仲になっているらしいが,嵐は山の中を歩き回っていて宝を探し出したと行ったまま,姿を見せないらしい。大雨が降り,地滑りと地震が重なって山は基の姿を失っている。洞窟に隠れていた嵐と宝の山を探し歩くと,山上がり衆が御留山の探索をしていることを突き止める。御留山では将軍に献上する氷中花を造っているが,地下水が枯渇し大騒動になっている。なにやら陰謀めいた騒ぎが挙がっているが,家老同士の勢力争いも絡んでいるらしい。山上がり衆は藩に認められたく,平助や嵐は侍らしい侍になりたかったが,気持ちが揺らぐ〜と云っても「落とし宿」があったか。皆が皆,自分の思惑で動いている・というのが世の中。場所は信州

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著者プロフィール

出久根 達郎(でくね・たつろう):1944年茨城県生まれ。73年から東京・高円寺で古書店・芳雅堂(現在は閉店)を営む傍ら、文筆活動に入る。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、93年『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞する。2015年には『短篇集半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に『おんな飛脚人』『安政大変』『作家の値段』など多数がある。

「2024年 『本の身の上ばなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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