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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408535951
感想・レビュー・書評
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信長が政略結婚として叔母を岩村城主の遠山家に嫁がせたことによる悲運の女性おつや。城主の夫の死後、織田の敵方である武田勢に攻められ、遠山家を守るため苦渋の決断で敵の大将と結婚し新たな城主として迎えることに。その後悲劇を迎えてしまう。
この悲劇的な史実だけは知った時は、織田信長の残忍さとあまりにも悲しい人生を送った人だと言う思いが強かった。けれど、もしかしたら作品(史実に基づいたフィクションであるとは思うけれど)のように善右衛門とおつやの心が結ばれていたなら悲劇に中にも救いがあるような気が。
そういう意味でこの作品は歴史を舞台にした恋愛小説と言ってもいいのかも。映画や大河ドラマにも出来そう。詳細をみるコメント0件をすべて表示