総理の夫 First Gentleman 愛蔵版

  • 実業之日本社 (2021年7月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784408537894

作品紹介・あらすじ

原田マハのベストセラーが田中圭・中谷美紀W主演でついに映画化!

ここでしか読めないオリジナルコミック、プレゼント企画など大充実の映画化記念特装版



① 書き下ろしコミック「日和さんと鳥のおはなし」(作・みづき水脈)収録

② みづき水脈による挿絵20点を収録

③ 愛蔵版限定 映画化記念特製グッズプレゼント(本書の帯をご覧ください)



20××年、相馬凛子は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。

鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。

妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。

税制、原発、社会福祉。

混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。

凛子の理想は実現するのか!?

痛快&感動の政界エンターテインメント!



【著者コメント】

「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。凜子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。

本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である」――原田マハ(映画化決定にあたって)

みんなの感想まとめ

政治を舞台にした本作は、初の女性総理の夫を通じて、政治の裏側や夫婦の絆を描いたエンターテインメントです。主人公の日和は、妻である凛子を支えながら、彼女の奮闘を日記に綴ります。物語は、彼女が日本を立て直...

感想・レビュー・書評

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  • 初の女性総理の夫になったら?
    原田マハ『総理の夫』
    ーーーーーーーー
    1.この本を選んだ理由
    私は原田マハさんの大ファンです。これまでに、『カフーを待ちわびて』、『さいはての彼女』、『デトロイト美術館の軌跡』、『暗幕のゲルニカ』、『楽園のカンヴァス』、『キネマの神様』、『旅屋おかえり』など多くの作品を読んできました。

    改めて、マハさんの描くテーマの幅広さにはいつも驚き、作品を通じて出会う世界に感謝しています。今回も、その新しい世界に触れたいと思い、手に取りました。
    ーーーーーーーー
    2.あらすじと物語の展開
    主人公は、東大出身で裕福な家庭の次男。彼は見合いを断り続け、ある会合でのスピーチに感動した女性にひとめぼれします。彼の職業、そして趣味は「野鳥観察」。最初のお付き合いは、この野鳥観察をきっかけに始まり、二人は惹かれあい、結婚します。

    妻はシンクタンク出身で、企業人生から政治家へ転身し、少数野党の党首に。そして、与党の政権崩壊をきっかけに野党の連立政権が発足します。

    彼女は、ついに初の女性首相に就任。主人公は文字通り「総理の夫」となります。

    官邸に引っ越し、常にSPに見張られる。自由がない生活に、主人公は少しずつ息苦しさを感じていきます。一方、妻である総理は、日本を立て直すべく、財政支出の見直し、議員報酬の削減、特権の廃止といった改革を実行。さらに、消費税の増税と引き換えに、年収区分別の税率見直しにも着手します。
    ーーーーーーーー
    3.読後の感想
    原田さんの作品を読むと、いつも心がほっとし、安心できます。どの小説も最後に温かい気持ちになれるからこそ、私はきっと、原田さんの作品を手に取り続けているのだと思います。

    「総理の夫」という特殊な立場に置かれた一人の男性の視点を通して、政治の裏側や夫婦の葛藤が、人間味たっぷりに描かれているのが魅力です。政治というテーマでありながら、堅苦しくなく、最後まで楽しんで読めました。
    ーーーーーーーー
    4.もしも、あなたがこんな状況ならお薦めです。
    政治にあまり関心がない方にも、日本の未来について少し考えてみたいという方にもお勧めしたい一冊です。この物語を通して、夫婦のあり方や、一人の人間としての生き方についても深く考えさせられます。

  • 政治家が主人公の小説を先日読みました。
    政治が舞台の物語は、ちょっとお硬い(でも面白かった)と思いながらも、こちらを手にしたのですが…政治コメディだった(笑)

    総理の夫、日和。いやもう…『総理の夫』なんだから自覚持てよ!とツッコミをいれたくなりイラッとする場面もチラホラと。
    でも妻を献身的に支え、あらゆる荒波を越えてくその姿。まさに『総理の夫』にふさわしいと思う。隙だらけですが(笑)
    客観的に観るとメリハリのある夫婦。一方は強かで逞しい妻、もう一方はポンコツ夫(暴言)。お互いに意見を言い合いながらも、バランスの取れた(?)夫婦にもなりたいと思った。

    今までが「なあなあ政権」であり、主目的が「総理大臣になること」になってるオッサン達ばっか。なんかデジャヴ。そう本当にデジャヴ。原久郎を見てみればわかる。あぁ…目的と行動がズレてるオッサン…それが本当に残念であり、自分の名誉ばっかり目線が行ってる人は、政権握れんと思う。だから凛子のような日本の現実をしっかり客観的に見て改善していこうとする逞しい人を必要とする。施政方針演説は本当にグッときた。

    実際に増税、雇用、社会保障の充実は進行形で動いてる。それがフィクションと現実とうまく絡み合ってて境目が分からなかった。原田マハさんの描く理想像が現実にいてほしい。ここは高市総理大臣に期待したい…(プレッシャー)。

    ちなみに『本日は、お日柄もよく』を最初に読んでから『総理の夫』を読むことを、おすすめします。

  • たまたまではありますが、「本日は、お日柄もよく」を読み終えた後、こちらの本を手に取りました。
    「本日は、お日柄もよく」のスピーチライターが活躍されています。

    感想は…
    育ちが良く日和さんが可愛い。
    凛子さんは聡明で強さとしなやかさを持つ、日本初の女性総理。
    女性総理という所で現実と比べてしまい、理想論だし、現実離れしているなぁ…と思いました。

    とはいえ、楽しく読ませていただきましたよ。
    お幸せに!という感じです。

  • フィクションはたくさん読んできました。
    でもこれは単なるフィクション小説じゃなく、
    筆者の本気の願いが込められたフィクション。

    だからなんどもなんども、
    電車の中で笑いも、涙も、こらえるのが大変だった。

    読み終わった後、
    そう遠くない未来の日本もこうなってほしい、と
    願わずにはいられない。


  • 女性総理と世の中があれこれ言っている時に読むのは気が引けた。現実と小説の総理の理念の違いはさておき、語り手の夫を鳥類学者などという、まったく予想もつかない人物にしたところが秀逸。

  • 原田先生の「本日は、お日柄もよく」を読んでからこちらを読むことをおすすめします。
    国民が政治に言えないことの代弁書のよう。主人公のなよっちさに前半はイライラしたけど、想像とは違う展開で最後はスッキリ感を得られる。
    なさそうでありそうな筋書きを発想できる原田先生の手腕にあっぱれ。

  • 頑張ってる…。結局あーそうか、みたいな。
    勝手な期待を押し付けちゃって申し訳ない。けど、残念だった。でも、彼女の人生だから、干渉はできねえ。
    国をありがとう、幸せになってね。

  • 高市総理になったので読んでみました
    竹を割ったような性格も似ていて面白かったです

    本日はお日柄も良くのスピーチライターの方も見え隠れです

  • 一言!楽しんで読めた。

    こんなに都合良くストーリー展開しているけれど、そして、内閣支持率もハンパない数字だけど抵抗なく、むしろ拍手しながら快哉を叫びながらの読書。
    国民は 夢でもいいから、ファンタジーでもいいから~のヒーロー(この場合はヒロイン)を待ち望んでいる!総理大臣という立場の人になら余計に。どれだけ今現在の政治家たちに不満があるもんだか自問自答。
    結果、やっぱりSFファンタジーでもいいからスゴイ人が現れて欲しいと願わずにはいられない。

  • 原田マハさんの描く男性は可愛いですね。
    映画は見ていないのですが、キャストを見て想像しながら楽しく読みました。
    また、妊娠出産を経験した目線で読むと日本のあるべき姿を考えさせられます。

  • 2023年6月10日
    こんな総理がいたら良い。
    出産が素直に喜べず、産休を取るのに気づかう世間。職場。
    まさに直面している私の職場。
    20年前から悪化している状況だ。
    国民みんなが幸せな毎日が送れるように物心共々。
    そう考えて実現を目指す政治家が与党になって欲しい。

  • 私の妻は第111代日本国内閣総理大臣。日本初の女性総理大臣。そして僕はファーストレディならぬファーストジェントルマン、総理の夫になったのだ。

    こんなに国民を思う総理大臣いる?
    妻が凛々しくて夫が可愛らしい。面白かった。DVD早く見たいな。 https://t.co/gkDhtwlYu9

  • こんな総理は理想。

  • 映画上映に備えて読む。もうかなり前の作品のようであり、何と「本日は、お日柄もよく」の伝説のスピーチライター久遠久美が出ている、出版日を見てみるとこれは姉妹作というのだろうか。時期的に見て民主党が日本を無茶苦茶にしていた時期で、著者も政治に関心を持たざるを得なかったのだろう。しかし増税大好きの財務官僚あたりからレクチャーを受けたのか、政策は首を捻らざるを得ない、高橋洋一郎あたりにレクチャーしてもらったら良かったのに。日本の借金って言うけど貸借対照表で見ると全然借金でないから。まあ結局ファンタジーだったかな。

  • リアリティはあまり感じないが、それなりに面白かった。

  • 女性初の総理大臣とその夫のお話。
    神様のカルテに似た文体も、途中から気にならなくなった。キャラクターがとても魅力的。お上手にまとまった良い作品でした。

  • この本
    読んだ記憶も、
    書店で購入した記憶も
    確かにあるのだけれど、
    本棚を隅々まで探しても  どこにも無いぞ、

    どこにいったのだろう?


    そういえば? 映画も見た記憶がある。
    かすかだけれども?

    んー?ん。



  • 今読むべきかもと思って読んでみたが、現実とフィクションの乖離があまりにも甚だしく、今読んだのは失敗だったと久々に思ってしまった。平和じゃないとポップな小説は楽しめないと痛感するには良いタイミングではあった。

  • 読みやすくてわかりやすい。かつ、政治の大切さがわかる本。理想の政治家像や政治像がフィクションの中では描かれるのに、現実に出てこないのは不思議。
    夫の日記形式で進む物語もシンプルで良い。

  • 小説が現実になった。日本初の女性首相、そこを軸とした物語。夫の日記風に繰り広げられていく。
    マハさんの過去作の登場人物も出てきて、ちょっと嬉しい。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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