ウエディング・ベル (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 463
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408551630

感想・レビュー・書評

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  • それぞれのポジショントークにムカムカ、イライラ...。これリアル過ぎるでしょ!
    次作でスッキリさせてください!
    このままだと胃潰瘍を発症しそうです...。多様性を受け入れる世にならないかなぁ...。次作『可愛いベイビー』を仕入れねばなるまい!

  • 晶子 38歳 大手メーカーの課長職
    児島くん 24歳 小さなPR会社の派遣社員

    歳の差14歳のカップルの行方は?

    「年下の男の子」続編。
    3作目を先に読んじゃったので、結末はわかってるけど(笑)

    両家族の反対(特に晶子の父親)、仕事のトラブル
    恋も仕事も、思うようには進まない

    両家の顔合わせは強引な打開策になりうるか?!

    このシリーズはどうも好きになれない。
    私だって反対するよなぁ~という感じ
    やっぱり無理あるでしょ! 3作目の結果知ってても!(笑)

  • 前作のあのトンデモな訪問からの続編
    ん~、何というか、冗長な部分がったり展開が遅いのが気になる
    もっとサクサク展開出来ると思うけどね
    要はプライベートでは晶子さんの両親特にお父さんが絶対に反対で取り付く島がなく
    仕事ではモナの増産で販売と広告で揉めてる板挟みということでしょう

    前作は仕事の課題やプライベートな恋愛の葛藤とか面白く感じたけど、今回のはただ続編を書きましたってだけに感じた
    さらにどう決着をつけるのかと思ったら、あの終わり方でしょう
    ま、さらに続きがあるようだからいいけど
    それでもこの本のなかでももっとスッキリした決着はつけて欲しかったなぁ

  • 面白くないわけではないけれど、何とも回りくどく、うーん・・・それで?と突っ込みたくなるところが多かった。

    14歳差のカップル(女性が年上かつ管理職、男性は契約社員)が、それぞれの両親や家族に結婚を認めてもらうことと、女性主人公が勤務する乳業メーカーで取り扱う商品についての社内闘争が話の柱になっている。

    結局どっちつかずで話が終わるし、続編がないと納得できない終わり方。時々出てくるそれぞれの友達との会話が一番自然な気がした。

    原作は漫画だけどドラマ化して話題になった『きょうは会社休みます。』のように、映像化したら意外と面白いかもしれない。

    2015.07.25読了

  • う~ん、物足りなかった!
    だけどよく考えてみるとモナの飢餓感を与えるという事と同じなのか!?作者の思う壺的な(笑)どういう結末か三作目に期待しちゃってるもんなぁ。
    まぁ、どちらにせよ主人公の気持ちや親の気持ち、どちらもよくわかる。
    三作目を楽しみにしよう!
    H27.3.18読了。

  • 年下の男の子の続編。
    めでたく結婚までこぎつけるまでのハラハラドキドキな展開を期待していただけに、何とも残念。
    文中に14歳の年の差という表現が何回出てきたことか。
    もうわかっているって!主人公でなくてもあたしまで叫んでしまいそう。
    最終巻も心配になってきてしまいそう。
    2015年最初に読破した本だけに
    うーん、何とも消化不良だった。

  • 14歳年下の男の子と恋に落ちた38歳のわたし。
    「年下の男の子」の続編。
    二人の気持ちに変化はないものの両方の親は当然ながら良い顔をしない。
    会社にもトラブルが発生。
    この巻では二人の間には大きな進展はないが、最終巻のタイトルからハッピーエンドを予感させる

  • 愛読している作家の五十嵐貴久さんの最新文庫を読了です。

    以前に発行されていた「年下の男の子」という
    キャンディーズ?的なタイトルの小説の
    続編という位置づけでした。

    相変わらず読みやすい文体で、すらすらと読めます。
    前作で一度振ったにも関わらず、
    なぜか安定志向の年上上司の求婚を蹴って、
    その足で振った年下の元彼の家に乗り込んでいって、
    逆にプロポーズするというめちゃくちゃな展開があり、
    それを経ての今作という流れです。
    ハチャメチャ感が五十嵐さんらしいなぁと思った
    読後感だったことを思い出します。

    ただ、本作はあまり盛り上がりに欠ける展開で、
    かつ主人公の川村晶子(38)が何ともグダグダしていて
    婚約相手の児島達郎(24)がそれに何も怒らないのが
    もはやファンタジーレベルな感じでリアルさがありません。

    そのあたりに違和感を持ちつつ読み進めましたが、
    結局それは解消されないままに終わってしまいました。

    好きな作家さんなので、続編も読もうとは思いますが、
    次回作ではもう少しリアルを追ってくれることを期待したいと思います。

    いや、14歳年上の女性と付き合って結婚する、
    って状況自体がファンタジーじゃないのよ、
    というツッコミを受けそうですが、
    それでもその状況をリアルに感じさせるのが、
    物書きの力量なのではないかな、と思うわけです。

  • 話が同じ所をグルグル回っている感じ。
    抜け出せない感がリアルなんだけど、もうちょっと進んでもいいんじゃないかな?とも思う。
    ここまで融通がきかない親も珍しい。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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